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今週の一冊:本当に大切なことの見つけ方

今回ご紹介する本は、「本当に大切なことの見つけ方」です。

著者は、質問家/ライフトラベラーのマツダミヒロさんです。

本書が伝えることは、自分に「しつもん」を通して、大切な何かを見つけ、バランスの取れた生き方、自分らしい人生を送る大切さを見つける本となっております。

多くの方は、仕事や家庭に忙しく、自分のやりたいことやどんな風に過ごしたいかなど見つけられずに生活しています。

自分らしいバランスのとれた生活が送れると、ストレスが少なくなり、思ったことを実現できるようになります。

目の前のことに一生懸命すぎて、見失っていた大切なものを本書でみつけられればと思います。

 

◎バランスのいい人生とは何でしょう?

それはシンプルに言うと、「自分らしい生き方をする」ということです。

自分の人生がどんな要素で構成されているものが何なのかを知り、理想の比率で人生を過ごすことです。

例えば、仕事が好きなら60%、家庭は40%の方がバランスが取れるという人もいます。仕事もするけれど、遊びの時間も同じくらいとるというのもあるでしょう。

重要なのは、他の人から見てバランスの取れた人生を送るのではなく、自分が納得するバラン状態をつくることです。

 

 

◎バランスを崩したときにみえたもの

著者のマツダさんが「人生はバランスをとった方がいい」と痛感したのは29歳の時でした。

会社の株主との間に意見の食い違いがあり、それがもとで会社をクビになったのです。

ほとんどの時間を仕事に費やしてきたので、受けたショックはそうとうなモノです。

ですが、落ち込んでもいられません。

この時、「自分の人生を見直すいい機会だ。これを機に、生き方・働きかを変えていこう」と思ったそうです。

バランスの取れた人生を送りたい、自分らしい人生を送りたいそう思った時、

「これまでしたことのないことは何だろう?」「本当にやりたいことは何だろう」という質問を無意識のうちに自分に投げかけていたそうです。

自分の事を知ると、「何が好きで、何が嫌いか」「何がしたくて、何がしたくない」かというのもわかります。

バランスのとれた人生を送るうえで、それを知っていることが、実はとても重要なのです。

無理をしている時点で、どこかでバランスを崩してしまいます。

自分のやりたいことを大切にして、ゆとりのある状態になることが、よい状態に保つ秘訣でもあります。

バランスポジションはひとによって違います。

本当に心地よく感じられる、あなたなりのバランスポジションを知ることです。

バランスとるとは、きっちり等分に力を注ぐことではありません。

仕事よりも家族と一緒に過ごすことにエネルギー注ぎたいという人ならば、仕事が40%、家庭が60%の状態がバランスが取れていることになります。

仕事をしているときが一番充実している。でも、遊びの時間もエネルギーの充電には欠かせない、という人は、仕事が60%、遊びは40%の状態がバランスが取れているのかもしれません。

自分のベストポジションは、環境や状態によって変化していきます。自分の置かれている状況と自分の状態をチェックして、バランスをとれるように意識し続けることが大切です。

 

 

◎バランスを取るために何をやめるか?

「何かを始めるには、何かをやめ」と強く決めなければ、バランスポジションを変えることができません。

ただ、今あるものをすぐに手放し、やりたいことを移行することはお勧めできません。

なぜなら急にバランスを取ろうとすると、逆にバランスを崩してしまうからです。

やめるものが明確でも、スパッとやめるのではなく、来月から減らしていくというように、少しずつ辞めていくようにしましょう。

1週間のうち、やりたくないこと、やる気の進まない仕事を10時間しているのなら、1時間ずつ減らしていくようにするなどして進めていくと言いでしょう。

できることから少しずつ変化させていく、ことがバランスをとる鍵になります。

 

 

◎ベストバランスを生きる

本書で書かれていることは、1つの正解はなく、一人ひとりの中に答えがあります。

大切なのは、自分の中のバランスを知ること。

そして、そのバランスを意識した暮らしをしてみるといいでしょう。

人生のバランスは、一度決めたらずっと続くわけではありません。

環境が変われば、取りたいバランスも変わってくるでしょう。

だからこそ、今バランスが取れているか?

何を大切にしていきたいか?

を自分自身にしつもんしてみてください。