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医師も注目の「仙腸関節」

皆さんこんにちは!本日は、たまにやってくる不定期更新です!
昨年の記事ですが、整形外科の先生が「仙腸関節」についてお話させれたものがありました。

https://toyokeizai.net/articles/-/305935

当院でも、仙腸関節についてはすべての患者様にその重要性をお話させていただいおりますので、今回は仙腸関節について改めてご紹介させていただきます。

仙腸関節と痛み
骨盤にある仙骨と腸骨によって形成される関節で、平面関節に分類され、その動きは僅か2~3ミリ程度と言われています。
非常に小さな動きであり、日常生活ではその動きを実感することはあまりないですが、その動きによって上半身を支え、下半身から来る衝撃を受け止めるなど、複雑で重要な働きを担う部分になります。
今まで、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症のなどで神経の圧迫され、脚の痛みが起きているとされていましたが、近年では仙腸関節由来の可能性が医学会でも存在感を増してきているそうです。

仙腸関節と日常生活
仙腸関節には、体重を支え、衝撃を受け止めるなどの働き以外にも役割があります。
例えば、前かがみ。顔を洗う・物を持ち上げる時などの動作で、最初に動き出すのが仙腸関節にのため、動きが悪くなると前かがみをした際に腰・股関節へ負担が増え、痛みが起こります。

歩く時でも仙腸関節が関わっています。歩く動作は左右の足で体重移動を繰り返しているようなもので、この際に円滑な体重移動が行えるようにしているのも仙腸関節によるものです。つまり、仙腸関節の動きが悪くなると、股関節はもちろん、膝や足首、太ももやふくらはぎにも痛みが起こります。

猫背は気にされている方も多くいると思いますが、猫背は背中だけが丸いわけではないのをご存知でしたか?
猫背だから「胸を張るようにしている」「肩甲骨を寄せるような意識」などももちろん大事ですが、骨盤の位置も重要です。
骨盤は本来であれば、少し前傾(前かがみ)をした状態にありますが、本来の位置より後ろに倒れている状態になっていると、骨盤の位置に合わせて腰・背中・首の位置が変化していきます。その結果が実は猫背になります。
試しに骨盤に手を当てて前に押してみましょう。姿勢がよくなりませんか?

妊娠中は、骨盤を支える靱帯群がリラキシンと呼ばれるホルモンの作用によって緩み、仙腸関節の動きが増えることで、赤ちゃんが入るための空間が作られます。つまり、妊娠中の仙腸関節はいつものような支えがないため、痛みが起こりやすく、また、ホルモンの作用により産後6か月間は支えがない状態になるため、産後に腰の痛みを訴えることが多くなります。

仙腸関節と施術
さて、仙腸関節に対する施術ですが、AKA療法という治療法で行います。この治療法は、仙腸関節の2~3ミリの動きを施術者が指先で感じながら調整していきます。施術や治療などは押したり、引っ張ったり、伸ばしたり、多少痛みが伴ったりするイメージがあるかもしれませんが、仙腸関節の調整は、受けている側はほぼ何も感じることがありません。言葉だけでは伝えきれないのがもどかしいですが、とにかく非常に優しい力で調整していくので、子供からお年寄り、妊婦さんでも安心して施術を受けていただけます。
強い痛みがある場合でも身体の負担を最小限に施術ができるのもこの施術の特徴です。
当グループ社長の開業当初から20年以上この技術を患者様に提供し、当グループにおいて施術の基礎にもなっており全スタッフが施術可能です。

最後に
仙腸関節の機能異常は、歪みやズレなどと表現されて様々な治療がなされていますが、現在医学的に施術として、最も認められているのはAKA療法になります。
朝起きた時・顔を洗う時・夜寝る時・長時間座っている時などに、腰に痛みを感じるようなことがあれば、おそらく仙腸関節の機能異常があると考えられます。この場合、痛みが強い日と弱い日があったり、痛みがあっても動けてしまうため、放置しがちになりますが、そのまま放っておくと股関節・太もも・ふくらはぎなどに痛みが広がったりと症状の進行もあり得るので、心当たりのある方は是非ご相談ください。