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今週の一冊:死ぬまで若いは武器になる~不老長寿メソッド~

こんにちは。

今週の一冊をご紹介していきます。

著者 鈴木祐さんの「死ぬまで若いは武器になる~不老長寿メソッド~」です。

何歳からでも元気に若々しく過ごす秘訣がたくさんあり、肌・髪・体・心が細胞レベルでよみがえる世界最先端の科学が証明。

死ぬまで若いは武器になる~不老長寿メソッド~

世の中には驚くほど若い心と体を持った人々が存在します。

イタリアのサルデーニャ島をご存知でしょうか?

地中海に浮かぶ観光地で、多くのセレブに愛されるリゾートときて名を知られています。

この島は、100歳以上の老人が世界でもっとも多い超長寿エリアのひとつだからです。

この島がさらにすごいのは、ほとんどの百寿者がただ長生きなだけではなく、楽しい人生を送っている点です。

みな朝から活発に近所を歩き回り、島内に寝たきりの老人はゼロ。

それぞれが家族や友人と強いきずなを持ち、歌や料理などの趣味を愛しながら死ぬまで働き続けます。

つまり、彼らは圧倒的に人生を楽しんでいるのです。

 

本書の目的は、彼らのように「常識を超えた若さ」を保ち続ける人々のライフスタイルを参考に、科学の視点からアンチエイジングの要点を学ぶことです。

 

正しい若返りのテクニックには、すべて共通する「ある原則」が存在するからです。

フェーズ1:苦痛

自分の心と体へ意図的にダメージを与える

フェーズ2:回復

心身が受けたダメージを徹底的に癒す

フェーズ3:往復

苦痛と回復のフェーズを繰り返す

苦痛と回復のサイクルを何度も回すのが、本書でお伝えしていくテクニックの肝。

 

 

フェーズ1:苦痛

わかりやすい例は運動でしょう。

運動が体にいいことは今なら言うまでもなく、たとえば1日15分の激しいエクササイズをするだけでも、心疾患の病気で死亡する確率を45%、全死亡率を30%も減らすほどの効果を得られます。

一言で言えば、肉体が健康な人は、見た目も若いわけです。

運動があなたの肉体を改善し、ひいては見た目の若さにつながるのは、間違いないにもかかわらず「なぜ、体を動かすと健康になれるのか?」の答えは、まだ明確にわかっていないことをご存知でしょうか?

体を動かすと動脈硬化が減る理由やエクササイズによって癌の発症率が下がる根拠など、正確に解き明かすメカニズムは、いまも謎に包まれたままなのです。

 

野菜も、私たちにビタミンやミネラルをもたらす、ありがたい存在ですが、その一方で人間に「苦痛」を与える働きを持っています。

それはポリフェノールにあります。

メディアで一番よく耳にするのは、「体の酸化を防ぐ働きがある」ということですが、ポリフェノールは活性酸素を取り除く働きが細胞のダメージやDNAの損傷を防いでくれるという考え方です。

確かに、この話はある程度まで正しいのですが、ポリフェノールの抗酸化作用はとても低く、さらに体内に入った成分はすぐに肝臓で分解されてしまうからです。

 

 

フェーズ2:回復

いかにアンチエイジングには「苦痛」が不可欠だといっても、常にストレスを抱えていたら心身が病むばかりでしょう。

「苦痛」を若返りの源に変えるには、回復のフェーズが欠かせません。

筋肉痛が良い例です。

筋肉を増やすためには、トレーニングで筋繊維を傷つけたあとの適切な栄養補給が必要。

休憩を挟まずに運動を続けば、筋繊維を修復する時間が得られず、ほどなく限界に達した肉体は、さまざまなレベルの不調を訴え始めます。

若返りに効く運動法は、、、、、、運動=トレーニング+休憩

 

 

フェーズ3:往復

人間は「生存の危機」にさらされると、ホルミシスを発動させる。

「危機」がなければ老いる。

若返りには、自分にとって適量になるように「苦痛」を少しずつ上げていくことが必要。

世界トップレベルの長寿者は苦痛と回復を繰り返している。

 

 

このように原始時代の生活は、現代でいう運動と断食がライフスタイルの一部として組み込まれていました。

常に体を動かす習慣がありました。

私たちの祖先は苦痛とともにあったわけです。

必要な肉や野菜が集まったら、それ以上体を動かす必要はありません。

現代では食糧が手に入らないケースはほとんどありません。

それが健康的な食事かどうかはさておき。

多くの人々は簡単に必要なカロリーを得られているはずです。

 

この本に書いてあるとおり、私たちは昔に比べたら長寿と言われるかもしれません。

しかし、その生活が心と体の両方が健康でなければ「楽しく」過ごせません。

そのために今の生活スタイルを見直して今後質のいい人生にしていきませんか?