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野村の金言

今週の本は野球人である野村克也さんが現役時代、監督時代、そして解説者時代に残してきた名言や語録を軸に構成されている本です。
野村の金言
野村克也さんがどういった考えを持ちどういった言葉を残していったか。
今回はそういった考え方の部分を紹介していきたいと思います。

・己を知ることがはじめの一歩
己を知るためにはまず考えるということです。
野村さんは頭脳を働かせること=考えることという考えをしてきました。
なぜなら考える行為こそ己を本当に知るための第一歩になるからです。
また己を知ることによって、人として大切な謙虚さ、素直さというものを養ってくれるからだと言っています。
たとえば、自己評価をする際は自分を客観的に見て考えること。
自分が見ている自分の評価ではなく、他人から見た己がどう見えているかを知ることがとても重要になってきます。

・自分にしかできないことを見つける
一芸に秀でるという言葉があるように、さまざまな世界で生き抜いていくには一芸に秀でていなくてはなりません。
どんな世界でもそうですが、なんでもそつなくこなす平均点の選手に魅力はない。
自分にしかない光るものを見つけ、それに磨きをかけるべきであると野村さんは言っています。
そうすることで必ず活躍の場が見つかるようになります。

・思考を少し変えてみる
なにをやってもうまくいかないことがある場合、物事に対する考えを少し変えてみることがいいです。
少し見方が変わるだけで見えてくるものが変わってきます。そのためには、なにより考える力が必要になります。
人間の最大の悪は鈍感であると野村さんは言っていて、鈍感な人や自分勝手な人はなかなか気づくことができません。気づくことによって人として伸びることができ、些細なことに気付くから自ら進んで変わることができるのです。

・常識を疑う
ときには常識を疑うことも重要です。
どんなことでもにおいても常識を疑うことが課題の解決や新たな発見につながることもあります。
縦においてある部品を横においてみるだけで画期的なアイデアが生まれてくるかもしれません。
「常識だから」の一言で片づけてしまうのは簡単ですが、かえって発想の領域を狭めてしまうことになってしまいます。

・行動を変える勇気を持つ
行動において「やればできる」という言葉ほど危険なものはありません。
「やればできる」という言葉に甘えて自ら成功を遠ざけてしまうからです。
自分を「無力だ」「自分は弱い」認めることによって「何をするべきか」というのを考えられるようになります。
運命を変えることができるのは己の考え方次第です。
「変わりたい」と考えることで正しい努力ができるようになります。

・自ら動けば人も動く
「感動は人を変える根源である」
感動とは読んで字のごとく感じて動くことです。
では、どうやって感動させるのでしょうか?
それは言葉です。人を使い、動かし、ひいては集団を率いるために何が必要かとなれば言葉しかありません。
相手が理解してくれるまで、時間をかけて懇切、丁寧に説明することで相手との信頼関係が生まれます。
その言葉で信頼を得て、感動させることができれば人は自然と動くものです。

この本を読むことによって野村克也さんの人生観や考え方、人に対しての思いを知ることができます。
今回はほんの一部分の紹介になりますので興味のある方は一度読んでみてください。