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20代でやっておきたいこと

今週は著者 川北義則さんの「20代でやっておきたいこと」と、いう一冊です。
20代でやっておきたいこと
20代のとき「何をしたか」「何を考えたか」で人生はガラリと変わる!

この本の冒頭はこんなことが書かれています。

あなたには無限の可能性がある。
やりたいことは何でもできる。
20代は少々の失敗やミスは、まだ許される年代である。

それなのに、先行き不安だからといって、20代から将来の年金のためとお金を貯めている若者たちもいると聞く。
行き先なんていつでもわからない。わからないから面白いのではないか。予想ができる人生なんてつまらないだろう。
いまやっておかなければならないことはたくさんあるはずだ。
「あのとき、ああすればよかった」と悔やんでも、まさに「後悔先に立たず」である。
何もしないでいるのが1番いけない。いくら待っていても、自分のために世間が何かしてくれるわけではない。
すべて自分で切り開いていかなくてはならないのだ。

わたしは、この冒頭だけで本に引き込まれました。

この先、川北さんはなにを教えてくれるのだろうか?なにが20代で必要なのか?

とても気になりました。

今日は本の中から、その一部を紹介させていただきます。

1.まずやってみることが大事

未熟だからとりあえず経験を積むしかない。
20代の10年間は、これから数十年は続くことになる仕事の基礎固めをする段階である。
仕事ができるというのは、能力の差よりも仕事のやり方の差であることが多い。
もし能力差があったとしても、やり方の工夫でいくらでも克服できる。
「やってみることは学ぶのに勝っている」やってみることがすべて、経験として脳に記憶される。

2.愚行のすすめ

若い時にしかできないことがある。20代にしかできないことは何か。

愚行とは、「愚かな行ない」のことだが、あとで振り返って「あの頃はバカなことやったものだな」と苦笑するようなことを一つはやっておくべきではないか。

中年を過ぎた人たちにあなたが後悔することはなんですか?と聞いたところ次の三つがランクされた。

①もっと勉強(仕事)しておけばよかった。
②もっと遊んでおけばよかった。
③もっと恋しておけばよかった。

この答えのポイントは「しなかった内容」よりも「もっと」にあると思う。
もうやり切れない、と思うほどやってみる。それが愚行だ。十年後、二十年後に「とてもあそこまではできないな」と思うようなことを20代のうちにやっておく。

3.知らないことはどんどん誰かに聞こう

若い人が人に聞かない理由としてインターネットの発達、気が弱い、問題意識の希薄さ。

例えば、定年間近のサラリーマンに上司との付き合い方のコツはなんですか?と聞いた。

相手がまじめに答えてくれれば、その答えの中にはその人の一生分のノウハウが詰まっているはずだ。
「人を得れば耳学問ほど有益な学び方はない」人から聞いて学ぶことは三つの効果がある。

①中身の濃い知識や知恵を授けてもらえる(スキルアップ)
②学ぼうとする姿勢を評価してもらえる(高評価)
③人間関係が良好になる(人脈の拡大)

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」

4.当たり前のことを当たり前にやれ

仕事は90%以上が当たり前のことである。
ただ、当たり前のことを当たり前にやっただけでは、人はなかなか評価してくれない。
組織では当たり前のことを当たり前にする人間が評価される。
なぜか?一番信用できるからだ。
信用力をつけるには、当たり前のことを当たり前にこなせる人間にならなければいけない。
会社に入ったら、些細な仕事をきっちりとこなせる人間になることを心がけて、そうすれば信用がつく。
社内で信用がつくとは、社外に出しても心配ないと認められることにもなる。
そうなって初めて望むような仕事をやらせてもらえる。

人生の青春といわれる20代はあっという間にすぎてしまいます。
学生から社会人になり環境や生活、扱われ方や立場がガラリと変わる年です。
気持ちが追いついていかなく、戸惑うことも多いと思います。
わたし自身、20代は貴重な時間だと思うので、今ある時間の使い方をこういった本や周りの方の話を聞いて、経験として積んでいきたいと思いました。

20代をこれから迎える方も過ぎてしまった方も、人としての生き方や接し方について、勉強できる一冊となっているので、一度目を通してみてください。