しんどい心にさようなら 生きやすくなる55の考え方
- 2020年11月10日
- カテゴリー:本の紹介
今週の本はしんどい心にさようならという本を紹介したいと思います。
この本では、イライラしてしまう人、気を使いすぎてしまう人、つい自分を責めすぎてしまう人など、自分の心に負担をかけすぎてしまっている人におすすめの本です。
今回は、そのしんどくなってしまった心を軽くする考え方を、いくつか紹介していきます。
まず、自分の心をしんどくしてしまう人の特徴として「完璧主義」の人が当てはまります。
人が思い通りにならなくてイライラしてしまったり、好きな人や友達になかなか甘えられない人などが特に多いかと思います。
人を思い通りに動かすのは難しいものです。
そんな時はまず相手のスタイルに合わせてみましょう。
合わせることで意外と自分の思い通りになったりするものです。
そして誰かに合わせて思い通りになった自分を見つけて労わってあげましょう。
好きな人や友達に甘えられない人は、一人で頑張る習慣が身についてしまっている人が多い傾向にあります。
なかなか人に頼ることができない人もたまには周りの仲間を頼ってみましょう。
人の力を信用して頼ることで「ありがとう」が増え、自分の気持ちが少し軽くなると思います。
次に他人が気になってしまい、心がしんどくなってしまうタイプの人です。
自分で決断できなかったり、ノーと言えなかったり、私が我慢すれば・・・と思ってしまう人など、なかなか自分の気持ちに素直になれない人に多いです。
つい相手のことを考えすぎてしまい、背負いすぎてしまう人。
本来は自分の感情は自分だけのものです。
自分の行動は自分だけが決めるものです。
人それぞれ、自分が「人生の主人公」なので、まずは自分の気持ちに素直に行動してみるのもいいかもしれません。
相手のことを気遣うのも大切なことですが、本当の気遣いは「いい関係でいたいから自然と出てくる優しさ」です。
人のために時間を使いすぎず、自分を休めて、何もしなくても許す時間を作ってあげましょう。
次に自分の考え方がしんどくて生きづらくなってしまっている人です。
生きづらい人の特徴として、短気で怒りっぽかったり、自分を責めすぎてしまったり、自分に嘘をついたりする人があてはまります。
また自分はやってしまった。また自分のせいで・・・。と自分を責めてしまう人は多いかと思います。
失敗を見返すのも大事なことですが、自分はダメだと思い「自分なんか・・・」と思っていると「お前なんか」という人たちの環境に囲まれてしまいます。
つらいことがあっても、つらいところを探すのではなく、できたところを探すようにすれば、考え方一つで新たな一歩を踏み出すきっかけになったりします。
自分に嘘をつくのもやめてみましょう。
自分の感情に嘘をつき、感情を隠すことで自分の感情をうまくコントロールできなくなります。
その感情はいつか爆発し、短気になったり怒りっぽくなってしまうものです。
自分の感情には素直になりましょう。
そうすることで視野が広がり、感情的になり、自分の生き方がとても楽になると思います。
最後に不安、恐怖からしんどい考え方になってしまう人です。
こういったタイプの人は、他人を支配、コントロールしようとしたり、周りの目が気になって不安になってしまう人が多いです。
不安感から相手を支配、コントロールしようとしてしまいがちです。
しかし相手からすればとても乱暴な人になってしまいます。
周りの目が気になってしまう人も同様に、周りからこう見られるのはいやだなという気持ちからつい不安な気持ちになってしまい、自分の心に負担をかけてしまいます。
不安なこともありますがまずは自分が感じるがままに物事を選んでみますよう。
そうすることで、周りからの評価を気にしてしまい、不安になってしまう自分から離れることができます。
結果、人の魅力や自分の良さを見つけることができ、不安にならずに自分の行動がとれるようになります。
なかなか自分の「心」を変えていくのは難しいものです。
この本を読んで少しでも自分のしんどくなってしまった気持ちを切り離せるようになってもらえればと思います。