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超雑談力

こんにちは!ブログを閲覧いただきありがとうございます。
今週も本の紹介をしてまいります。
超雑談力

本日ご紹介する本は、コミュニケーションアドバイザーの五百田達成(いおた たつなり)さん著書の『超雑談力』~人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける、です。

本来「雑談」とは、特にテーマを定めないで、気楽に会話すること。ですが、

本書の内容では『雑談は、普通の会話とは、まったく違う』ということが書かれています。

普通と違うってどういうことでしょう?

たいていの会話というと、
・友達や仲のいい人との、気をつかわない、楽しいおしゃべり
・仕事の場面で、きちんと話す、大人としての会話

この2つぐらいしか、話し方のバリエーションを持っていません。

いわゆる普通の会話です。

そのことを知らないので、見よう見まねでやってしまうから難しいし、いい加減にやるからほとんどの人が失敗をします。

雑談とは「微妙な間柄の人と、適当に話しながら、なんとなく仲良くなる」という、とても繊細な会話の方式のことです。
言ってみれば「第3の会話」という別のコミュニケーションなのです。

でも普通の会話はできるけれど、雑談となると難しいと感じませんか?

理由として
・何を話せばいいかわからない
・沈黙が気まずい
・初対面の人だと特に緊張する
・いつ終わりにしていいかわからない
・気を使うのでしんどい というのが理由だそうです。

ならばどうしたらよいか?
それは、雑談に適した話し方をすればいいだけです。

本書は、初対面の人、微妙な相手や2・3回目の人、仲の良い相手とも、ラクに話せる簡単なコツをご紹介していきます。
それぞれの状況に合わせて、NG雑談、OK雑談例を交えながら会話のちょっとしたポイントも載っております。

例として、

・天気の話やニュースの話題は雑談には不向き
・「最近、どう?」って聞いてはダメ
・共通の話題を探すのは、素人がやること などあります。

読み終わった後は、
・人づきあいがラクになる、疲れなくなる
・気楽に話が続けられる、サクッと仲良くなれる
・チャンスが次につながり、成果が生まれる などといった効果が得られるかもしれません。

本書の内容を少しだけご紹介します。基本7つのルールのうち1つだけ。
第1のルールは雑談の目的です。ずばり、「人間関係の構築」にあります。

実は、雑談を盛り上げるために面白い話をしなくてはならない、というのは大きな勘違いなのです。

すべての雑談は、会話を通じて、お互いの警戒心を解き、円滑な関係にシフトするのが目的になります。

初対面の相手と、どうでもいい話で盛り上がってすっかり意気投合した。

こういう成功談はまさに、雑談で関係がよくなったからです。

逆に言うと、人と人が雑談をしさえすれば、仲良くなります。その際、話の内容は、はっきり言ってどうでもいいのです。

無理に面白い話をする必要はありませんし、ましてや「結論」や「オチ」なんて不要で「要するに」と話をまとめてはいけないのです。

結論のない話を、堂々巡りで繰り返す。お互いにそうやって話すことが、一緒に会話をしているという実感を生み、関係が深まったという安心感につながります。

雑談に面白い話や結論は要らない。ただただ、続きさえすれば、それでいいというのが第1のルールです。

話が少し変わりますが、著者自身、人に興味がないという事があったそうです。

付き合う人を選び、どうでもいいな、と思う人を、シャットダウンしてしまうこともよくあるそうです。

それでも、大人になってからできた友達が何人かいるそうです。

その人たちも、最初は興味がなかった、仲良くなろうと思いませんでした。

そんな人と、どうやって今の関係を築いたのか。

まずは、雑談をしたそうです。

少しずつ話すうちに、気が合うことが分かった。
この人、面白いんじゃないかと思うようになった。

結果的に、この人とは一生、友達だろうな。信頼できるし、相談できるし、一緒にいて楽しい。と感謝するまでになったそうです。

これは、最初の段階で雑談したからこそ、少しずつ、その人との関係を築くことができたからです。

雑談力を身につけると、人に興味が持てるようになります。
人づきあいが広がったり、深まったり、そしてごくたまに、一生モノの友人やパートナーを得ることも。

初対面の人や社交の場では、どうしても緊張や憂鬱なことはあると思います。

ですが、少しのテクニックで意外と話せる自分を発見したり、信頼関係、交友関係が良好になったりと、身につければ得することもあると思います。

本書を読んで、皆様の毎日が豊かに、そして学びになればと思います。