あなたの⼈⽣がつまらないと思うんなら、それはあなた⾃⾝がつまらなくしているんだぜ。
- 2020年12月22日
- カテゴリー:本の紹介
今年もわずかとなりました。やり残したことはありませんか?
限られた⼈⽣の中で楽しく過ごす考え⽅が書かれた本を紹介します。
著者 ひすいこたろうさんの、
あなたの⼈⽣がつまらないと思うんなら、それはあなた⾃⾝がつまらなくしているんだぜ。
「仕事で成果が出ない」「楽しみにしていたレストランが閉まっていた」「恋⼈にふられた」「誕⽣⽇なのに誰からも誘われない」「職場や学校に嫌いな⼈がいる」「やる気が起きない」などなど、⼈⽣には⾯⽩くないことがたくさんおこります。
でもそれって本当にどうにもならないことでしょうか?
たしかに起きてしまった「できごと」は、もうどうすることもなりません。
けれども、それをどう解釈するかで、感情はいくらでも変化します。そう、解釈ひとつで⽬の前の現実は、世界は素晴らしい場所になるのです。
この本は、こんな時こう解釈するという「ものの⾒⽅」や、どこにフォーカスすると⼈⽣がもっと面白くなるのか、その視点の持ち⽅を⽇常によくあるシーンに落とし込んで、紹介していきます。
「事実は直接、⼈には影響を与えません。事実はその⼈の解釈を通じてその⼈に影響を与えます。」
⼈は次の流れで⾏動を起こします。
① 出来事(事実)②解釈(意味づけ)③感情④⾏動出来事(事実)が⼈に影響を与えるのではなく、その出来事をどう「解釈」するかで、「感情」が変わり「⾏動」が変わり「世界」が変わるのです。
出来事をどう解釈するかは 1 秒で変えることができます。だから、世界は 1 秒で変えられる。
あなたの解釈ひとつで、世界はいくらでも素晴らしい場所になります。
本来、世界は中⽴で、真っ⽩なキャンパスとして存在しています。
それを⾯⽩くするのはあなた次第です。
「視点」が変わると「認識」が変わり「認識」が変わると「世界」が変わります。
いくつか例をあげてみます。
1.⼤切な⼈が亡くなりました。こんなときは?
「⼈は⼆度死ぬ。⾁体の死と記憶の死。あなたの記憶の中にいる限りその⼈はまだ⽣きています。」
⼈はどうすれば幸せになれるのだろうか?
⼈は死んだらどうなるのだろうか?
⼈はどこからきて、どこへ向かうのか?と。
僕は今「⼈はどうすれば幸せに⽣きられるのか?」
⼈は⾁体が離れたからといって、存在が消えることはない。
あなたの記憶の中に⽣き続ける限り、⼤切な⼈は⽣きています。
いつも、いまここにいて、あなたを優しく包み、⾒守ってくれています。
- いつも時間が⾜りない。どうしたら?
「ほんとは、やらなければいけないことはなにもない。」
この言葉を 3 回声に出してみてください。
本来、やらなければいけないことはないんです。
だって死ぬときは、僕らは得たものをすべて⼿放して死んでいくんです。
裸で⽣まれて、なに⼀つ持たずにあの世に⾏く。
それなのにやらなければいけないことなどあるわけがない。
前提にあるのは「⾃分はそれほどにパーフェクトな存在だ」という認識です。
いつか素晴らしくなるんじゃない。いま、この瞬間に素晴らしいんだ。
- 2.職場に嫌な上司がいて毎⽇仕事に⾏くのが憂鬱、イライラ。どうしたら?
「相⼿も正しい。⼀度そう考えてみよう。」
どんな相⼿にもそうならざるをえなかった状況がある。
嫌いな上司だって、そうならざるをえなかった過去がある。
完全に相⼿の⽴場に⽴とうと思って話を聞いてみてください。
すると、全く新しい世界が⾒えてきます。
相⼿の⽴場から世界を⾒ようと⼼がけること。
それが優しさです。
どれも⼀度は経験のある感情だと思います。
その時の感情で⾃分の気持ちが左右されがちですが、解釈⼀つで 1 秒後の世界が変わるということです。
毎⽇仕事や学校に追われ、現代⼈は忙しく動いていますが、ほんの少し⾃分の気持ちと向き合ってあげる時間を作るのもいいのではないでしょうか?