今週の一冊:ラクしてうまくいく生き方
- 2021年08月24日
- カテゴリー:本の紹介
今週の本は「ひろゆき」こと西村博之さんが書いた「ラクしてうまくいく生き方」という本を紹介していきたいと思います。
この本では、自分の働き方に違和感を感じている方や仕事の要領があまり良くない方、もっとラクに人生を歩みたい方にお勧めです。
今回はラクに生きていくために変えるべきことを、いくつか紹介していければと思います。
◇目標はトコトン低くしときましょう
人間が、なにかを達成するには、「目標」を立てることが大切です。
でもあまりに高すぎる目標を掲げると、行動するのがおっくうになってしまうこともあるのです。
人間にはやりたくないと思っていることでも、いったん始めてしまうと、なんだかんだで続けてしまう習性があるのです。
目標を立てるときは、行動のしやすさを重視して、とことん低く設定してみましょう。
◇SNSを見ないようにしましょう
今の時代インターネットの普及、特にツイッターやインスタグラムなどのSNSによって、ほかの人がどんなふうに生活しているかを、リアルタイムで知ることができます。
ですが、それを見ることによって、楽しそうな日常を送っている他人の姿を見て「うらやましい」という気持ちが、抑えられず負の感情に沈み込んでしまう人が少なからずいるようです。
SNSでよく見かける「楽しんでいる」投稿も、結局は良い部分の切り取りでしかないので、あまりにも気になってしまうようであれば、1度SNSをやめてみるのもありかもしれません。
◇「待つ」ことに慣れましょう
使い慣れた物やサービスの仕様が変わると「前のほうが使いやすかった」とイライラする人がいます。
でも、人間というものはある程度時間が経つと、どんなことでも慣れていくのです。
だから、慣れないことにイライラしちゃうのは、ヒトという生き物の可能性の否定ともいえます。
変化に過敏に反応していると疲れてしまうので、そういうときは「そのうち慣れるだろうな」と考え、それを待つのを心がけてみましょう。
◇自分の「維持費」を引き下げましょう
自分でお金を稼ぐようになると「もっと高いスーツを買ってみよう」とか「今乗っている車を新型の物に変えよう」とする人が結構います。
お金を稼げるようになって生活水準を上げてしまうと、その後稼げなくなっても、一度上げた生活水準を下げることが、できにくくなってしまうのです。
大事なのは、自分の維持費、要は生活水準を上げないことが大切になってきます。
自分が幸せを感じられる生活水準はどのくらいか。
お金がなくても楽しめた学生時代を思い出して、生活を見直してみるといいかもしれません。
◇他人を変えようとするのはやめましょう
価値観の合わない上司や同僚、知人と接するたびに、「なんであの人はああなんだろう」とため息をついてストレスを抱えている人を見かけます。
「相手を変えたい、相手に代わってほしい」と思うこともあるかもしれませんが、はっきり言ってしまうと自分以外の他人を変えるのは無理といっても過言ではありません。
関わって疲れてしまう相手とは距離をとりましょう。
積極的には関わらず、波風立てずに表面上のお付き合いをすることで、自分の人生を今以上にラクにすることができます。
◇あえて弱みをさらけ出しましょう
「最近太ってきた」「若ハゲが気になる」「私服がダサい」こういったコンプレックスは、なるべく隠したいものです。
でも、実はダメなところや弱いところは、思い切ってさらけ出してしまったほうが、相手から好印象を持ってもらえるものなのです。
逆に弱みをへたに隠そうとすると「陰で何か言われているんではないか」とかえって、心配になって疲れてしまいがちです。
それならばいっそ武器にしてしまったほうが、心がラクになるのです。
◇いつもニコニコしときましょう
だれでも手間も時間もかけずに、人間関係を円滑にできる方法が、いつもニコニコ笑顔でいることです。
笑顔でいるということは、言葉を使わずとも相手に好意を持ってもらえる最大の武器です。
態度や表情の選択ミスをして、相手から嫌われて損をするのはもったいないですよね。
さらに、笑顔にはストレス緩和にも有効なので、人見知りであまりよく知らない人と接するのがストレスという人にもお勧めです。
人間誰しもストレスの1つや2つ抱えて生きているものです。
そんな生活から少しでも生活をラクにするのにとても参考になる一冊だと思います。
興味のある方は是非読んでみてください。