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今週の一冊:自律神経整え方BOOK

こんにちは。今週のおすすめの本を紹介します。

著者 原田賢さんの自律神経整え方BOOK。

自律神経整え方

働くあなたの「なんとなくの不調」もしかしたら、自律神経失調症かもしれません。

自律神経の考え方は元気に明るく働き続けるための必須スキルです。

自律神経失調症とは、体の自動調整機能がおかしくなってしまう状態のこと。

そして、そんな自律神経の乱れで悩んでいる方が大変多く増えている状況です。

自律神経失調症は長引くと、うつ病をはじめとする様々な疾患を引き起こすおそれがある大変危険な状態なのです。

 

 

◎自律神経の乱れをしめすサイン

①なんだが、眠れない

②めまいや耳鳴りがする

③胸が苦しい、ざわざわする感じがする

④電車に乗ると動悸がする

⑤いつも手足が冷えている

⑥体の一部だけ、汗をかく

⑦胸焼けや満腹感が続く

⑧下痢や便秘を頻繁に繰り返す

⑨肩こりや腰痛がなかなか治らない

⑩気候の変化に弱い

⑪やけにまぶしく感じる時がある

⑫のどに違和感がある

⑬風邪でもないのに頭が痛い

 

 

上記の中からいくつか詳しくご紹介します。

①なんだか眠れない。

寝床に入り、入眠しようとしてもなかなか眠れない。

夜中や早朝に突然目が覚めてしまう。

朝起きた時に疲れがとれない。

 

自律神経が乱れると、本来眠っているはずの交感神経が働き、緊張状態が続いてしまう。

眠る前にカフェインやアルコールの摂取、考えことをする、スマホを見ることなどは、交感神経を高める原因となり、睡眠の質を低下させます。

また身体という視点で考えると、内臓の働きが弱っていると睡眠の質が悪くなります。

内臓が正常に働いていれば副交感神経が、働きリラックスした状態になるのです。

自律神経が乱れると筋肉が硬くなり、脳脊髄液の流れを悪くします。

 

 

⑤いつも手足が冷えている。

夏の暑い時期でも手足が冷えている。

冷房などにとても弱い。

暖房で暖めても手足が温まらない。

 

気温が高い時でも手足が冷えているとすれば、それは、自律神経の乱れにより、気温を上手に調整することが、できなくなっている状態と考えたほうかよいでしょう。

また、東洋医学の考え方では、肺と腎臓が弱っている時に冷えが発生すると考えられています。

これらを治すには腎臓の働きを強くすることが必要です。

腎臓に負担かけるのは塩分とタンパク質なので、塩分を取りすぎない、塩分を排出するためのカリウムを摂る、運動もしないのにプロテインなどの高タンパク質食材は摂らない、水分を1日1.5リットル〜2リットル摂る、ことを心がけましょう。

 

 

⑨肩こりや腰痛がなかなか治らない。

肩こりや腰痛が慢性的にあり、なかなか治らない。

ぎっくり腰を繰り返す。

 

自律神経の乱れにより交感神経の働きが強くなれば、筋肉は緊張します。

交感神経が働き続ければ、あわせて筋肉も緊張し続けます。

中でも腰椎を支えている筋肉が緊張し続けると腰椎が歪んでしまう。

マッサージなどで一時的に筋肉がほぐしても、それだけでは根本的な解決につながりません。

交感神経の働きを弱めることによって、慢性的な筋肉の緊張状態を軽減する必要があるのです。

 

 

自律神経が乱れる原因を一言でいうと生活習慣です。

姿勢の習慣、運動習慣、食事の習慣、睡眠の習慣、考え方の習慣というカテゴリーにわけて紹介されているこの本は、忙しく過ごしてる現代人に是非手にしてほしい一冊です。