今週の一冊:1日5分からの断捨離~モノが減ると、時間が増える~
- 2021年11月23日
- カテゴリー:本の紹介
今週の本はやましたひでこさんが書かれた「1日5分からの断捨離 モノが減ると時間が増える」という本を紹介していきたいと思います。
皆さんは、普段から断捨離ができていますか?
断捨離が得意な人もいれば、なかなか捨てることができずにいる方もいるかと思います。
・忙しくて時間がない
・やり方がわからない
・ちゃんとできず、途中で投げ出してしまうのではないか
・あまりにも大量で、どこから手をつけたらいいかわからない
きっとこのように思ってしまう方が、多いのではないかと思います。
断捨離をするうえで、いきなり大量の物、大きな空間に手を付ける必要はないのです。
まずは目の前の1つのことを、たった5分でもいいのでやってみることが大事です。
今回はやましたひでこさんならではの、5分でできることを紹介していきたいと思います。
◇「今、履きたい靴」を3足選ぶ
今あなたの靴箱には、何足の靴が入っていますか?
しばらく履いていない靴が並んでいませんか?
何となく足に合わず敬遠してしまっている靴はありませんか?
そこで、「これは捨てよう」と思う靴ではなく、これは履きたいと思う靴を選んでみましょう。
こうすることで身につけたい、おしゃれを楽しみたいという前向きな気持ちを尊重することができます。
靴箱も「いかに収めるか」ではなく「いかに空けるか」というところがポイントになってきます。
◇ソファの上からモノを取り除く
意外と日本人がやってしまいがちなことの1つとして、ソファの上にモノを置いてしまう習慣です。
ソファの上に雑誌を置いたり、脱いだ服をそのままソファの上におきっぱなしにしたり。
この習慣が身についているままではなかなか断捨離までの道のりは遠くなります。
ソファの上にあるものは取り除き、物置き場ではなく、身を置く場としてお役目を復活させてあげましょう。
◇台拭きを断捨離し、ペーパータオルをセットする
台拭きほど繰り返し使って不潔なものはありません。
食卓や作業台を拭くという後始末の後、布ふきんを洗って干す。
もう1つの後始末が生まれてしまうのです。
であれば、台拭きは断捨離してしまい、キッチンペーパーに変えてしまいましょう。
食器を拭いたあと、調理台、シンク、ガス台を拭いてそのあとはゴミ箱に捨てるだけでいいのです。
◇保存容器は10個以下に絞る
保存容器といえばタッパーが代表的と言えます。
作った料理を保存するのにはとても便利です。
しかし、たくさんあるが故に保存したことを忘れてしまい、結局食べずにそのまま捨ててしまうケースがあります。
これでは捨てられたとしても断捨離とは言えません。
まずは保存容器を絞り込んでみましょう。
保存容器を減らし、冷蔵庫の中を整理整頓するのもいいかもしれません。
◇試供品をかき集めて断捨離する
洗面所の引き出しをあけると、いつもらったか定かではない試供品が出てくることが多いのではないでしょうか?
買ったらセットでついてきたもの、サンプルとしてもらったもの。
こういったものを「とりあえずとっておく」と保留グッズでいっぱいになってしまうのです。
「とりあえずとっておく」ことは、そこに意図・意思が働いていないということ。
思考・感覚・感性が鈍っているということです。
まずはモノの整理をし、「とりあえずとっておく」になってしまっているものを断捨離してみましょう。
◇トイレスリッパ、トイレマットを断捨離する
トイレは汚いところ。
こういうイメージがトイレには強くあると思います。
ですが、トイレがいつもキレイであれば素足でも十分です。
むしろトイレにあるスリッパや、トイレマットがトイレの清潔さを阻む存在ともいえるのです。
一度使ったら必ず汚れ、汚れは蓄積し、雑菌の温床となります。
トイレスリッパやトイレマットを断捨離することによって、トイレの雑菌の繁殖を防ぐことにもつながり、今以上に清潔に保つことにもつながるのです。
今回紹介した内容はやろうとすれば、5分もかからないような簡単なものがほとんどです。
断捨離は「できる・できない」ではなく「するか・しないか」です。
簡単なことからでもいいので断捨離をしてみて、今以上に有意義な時間を手に入れましょう。