今週の一冊:SHOCK EYEの強運思考
- 2022年02月22日
- カテゴリー:本の紹介
こんにちは。
今週ご紹介する著書は、「SHOCK EYEの強運思考」です。
著者は、湘南乃風のSHOCK EYEさんです。
運についての本は、引き寄せ、方法論などが取り上げられているものがたくさんありますが、SHOCK EYEさんの著書は、ただ運がよくなる類のものではありません。
運についての考え方です。
目の前の人を大切にしていく考え方、感謝すること、幸せになる為の生き方によって、強運の捉え方が変わり、人生そのものが楽しくなるヒントが書かれています。
SHOCK EYEさんは占い師のGさんから強運の持ち主と呼ばれ、歩くパワースポットという呼び名で、いろんな人に知ってもらえているほどです。
それは、アドバイスがまったくいらないくらい運がいいという事らしいです。
本人ご自身も、「歩くパワースポット」という言葉をお守りにしています。
ただ単に、運がよかったから、いままでやってこれたのではなく、成功を引き寄せる「強運思考」があるからなのかもしれない、とご自身で考えています。
生き方や思考パターンは、運気をアップさせたいと思っている人にとっての生き方のヒントになるはず。
読んだ人が元気を与える人になって、人を幸せにできる人たちで溢れたら、という思いでこの本を皆さんに届けたいと出版したそうです。
- ◇何が起きても見方をかえれば運がいいと考える
起きたことを運で捉えるのではなく、「目の前のことは、起こるべくして起きたことだ」と考える。
『目の前の出来事に、幸運と不運があるわけではなくて、運がいいのか不運のなのかは自分で決めればいい。そもそも幸運も不運もなく、すべては自分の捉え方でポジティブになっていく。そう気づいたときに、運が味方してくれる。』
身の回りで起きたことは、すべて必要なことだと、そこには何かメッセージがあり、それを受け取るのが自分の役目なんだ、と思うことが大事なんです。
運がいいと思えるように変換する能力を高める、ポジティブにとらえて、「自分は運がいい」と思いながら毎日を過ごしていると、振り返った時に自分は幸運だったと思えるのだそうです。
- ◇幸運なのか不運なのかの答え合わせはしない
幸運を引き寄せたいのなら、運が味方することに期待したり、不幸を恐れて夢をあきらめたりしない方がいいということです。
何を持って運がいいとするかは、人によって違います。
この時代の日本に生を受けた時点で、すでに十分運がいいんです。
戦国時代だったら、20~30年しか生きられなかったかもしれない。
そう考えて幸運をかみしめれば、自分の現状を前向きにとらえられるからです。
前に進み、しばらくたって「これでよかった」とおもえる。
それこそが大事です。
何が起きても「これは幸運なのか不運なのか」なんてすぐに、答え合わせはせず、目の前で起きることを前向きにとらえて、瞬間瞬間を大切にすれば、幸運を引き寄せられるはずです。
- ◇思い通りにならないのが当たり前と考えると運は味方する
自分には運がないと、悩んでいる人の話を聞くと、起きた出来事を悲観的にとらえている傾向があります。
生きていれば、ツライと思う事もあります。
ですがポジティブな人はその経験を、「あの出来事があったおかげだ」と、起きたことを幸運だったという思考に常に捉えています。
その逆に悲観的に捉えれば成長や成功は見込めません。
「またか」とおもうか「やっぱり」と思い下向くのか、前向きにとらえるかで180度変わってきます。
SHOCK EYEさんは、運が悪い人生だったなんて少しも思っていません。
苦しみや葛藤をエネルギーに変えて、前に進むことしか頭になかったからです。
なんでも運が悪かったからで、片づけて見て見ぬふりをしていると、運から見放されてゆくからです。
なんでも思い通りになって、それが当たり前になった先には虚無しか待っていません。
人生なんて思い通りにならないのが当たり前。
思い通りにならないからこそ人生は楽しい!と考えているから、運が味方してくれているのだろうと考えています。
本書は、SHOCK EYEさんの強運思考は自分のためにあるのではなく、応援してくれている人や、支えてくれる人など、人の役に立ちたいという考え方からくるものでした。
目の前の人を喜ばせたい、大切にしたいという考えが行動に、やがて自分の役目だという信念があるからこそ、人々の背中を押す存在になれているのだと感じます。
少しでも、運がよくなりたい、幸せになりたい、自分も誰かを幸せにしたいと考えている方は、是非本書を手に取ってみてください。