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今週の一冊:「やりたいこと」が見つかる思考のヒント

今週の本は午堂登紀雄さんが書かれた「やりたいこと」が見つかる思考のヒントという本を紹介していきたいと思います。

「やりたいこと」が見つかる思考のヒント

突然ですが皆さんは「やりたいこと」はありますか?

人によっては「やりたいこと」を探していたり、見つからなくてモヤモヤしている人もいるのではないかと思います。

実際、「やりたいこと」は探してもなかなか見つからないものです。

この本ではなかなか自分のやりたいことに対しての思考について参考になる内容が書かれています。

今回はそのいくつかを紹介していきたいと思います。

 

・「自分のために仕事をする」という考え方をやめてみる

当たり前ですが、お金をいただけない行為は単なる趣味になります。

一方、仕事とはお金をいただけることで成立するものです。

仕事でお金をいただく場合、当然ながら「お金を払ってくれる人がいる」ことが前提になります。

つまり、仕事は他人の要求に応じてやるものであり、他人が喜んでくれるからこそ、お金をいただいているわけです。

だから突き詰めていけば、他人のためにするのが仕事になるのです。

こういう風に考えを変えてみると、周りから常に必要とされ、自然と自分のやりたいことを探すヒントになります。

 

・「評価されない」と愚痴るのをやめてみる

「会社で認められない」

「こんなに努力しているのに上司は評価してくれない」

「自分より劣っているアイツが先に昇進するなんて会社は見る目がない」

という愚痴を一度は耳にしたことがあるかもしれません。

「自分はポンコツなわけがない」

「自分は本当は優秀な人間なのだから評価されるべきだ」

と考える人もいるかもしれませんが、まず自分を評価してくれるのは「自分」ではなく「他人」なのです。

この考え方をやめられない人は、どこに行っても同じことを繰り返し、同じ愚痴を繰り返します。

評価されるのは他人からというのを理解し、結果を出すための適切な努力ができるようになることで、自分を知ることができ、今以上に成長できるようになるのです。

 

・「好きなことだけ」追うのをやめてみる

世の中、「好きなことだけをしろ」というメッセージがあふれていることが多いです。

確かに、好きなことをするのは楽しいですし、逆に好きでもないことをすることは、パフォーマンスが落ちるだけなので好ましくないです。

ですが、「好きなことをやれ」と言っている人の過去や経歴を調べてみると、人生の早い段階で不得手なことや苦手なことにも取り組み、四苦八苦しながら乗り越えてきている人がほとんどなのです。

いろんな経験を経て自分が何が好きで、何が嫌いかがわかるようになり、好きなことで他人よりもうまくいくようになっていったからこその「好きなことをやれ」なのです。

自分の好きなこと、やりたいことを見つけるために、まずは何事にも挑戦し、様々な経験をしてみるといいかもしれません。

 

・「競争に勝とうとすること」をやめてみる

「競争」はとても公平なシステムですが、すべての人が同じ形で参加すべきものでもありません。

厳しい競争環境に飛び込んでレベルアップを目指すことにやりがいを感じる人もいますが、逆に劣等感やプレッシャーを感じて力を発揮できなくなる人もいるのです。

あえて人気がない場所、優秀な人がいかない場所、競争が少ない場所にチャンスが眠っていることが多く、そこで自分の成長に繋げることができます。

一度自分の立ち位置を見直してみて、自分の成長に繋がるかもしれないチャンスを探してみるのもいいかもしれません。

 

人生においては矛盾、理不尽、不条理なことに遭遇する機会が少なくありません。

苦手なことに挑戦する経験であったり、苦しい出来事に対しての向き合い方など様々あります。

こういったところからなかなか自分の「やりたいこと」が見つからず、自分の一度きりの人生を有意義なものにできなくなってしまいます。

なかなか自分の「やりたいこと」が定まってない方に、お勧めの本になっていますので読んでみていい思考法を身につけていきましょう。