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今週の一冊:99%人に好かれる「礼儀正しい人」

こんにちは。

今週ご紹介する本は、99%人に好かれる「礼儀正しい人」です。

著者は、鹿島しのぶさんです。

99%人に好かれる「礼儀正しい人」

 

本書は、礼儀正しさは、いい人間関係をつくったり、いい仕事をしたり、いい人生を送るための、ちょっと気を付けたいこと、工夫してほしいポイントをご紹介しております。

日本は古来より、礼儀を重んじ、無礼をいさめる文化を大切にしてきました。

ですが、最近の日本では、「自分を認めさせるためなら、多少、横柄な言動をとってもいい」という勘違いをしている人が増えているようで、残念ではあります。

いつでも、どこでも礼儀正しさは、自分を助けてくれます。

特別なテクニックは必要ありません。

個人的に本書を読んで感じた、こんな時、礼儀正しくあることで好転するルールをご紹介します。

 

◇礼儀正しさの基本は、たったの二つ

「人を尊重する」

「人に対して誠実である」

この二つの要素は、社会の中で生きていくうえで欠かしてはいけないことです。

人が誰かを見て、あの人は礼儀正しいと感じるのは、どんな時でしょう?

その人の「誠実さ」に触れた時ではないでしょうか?

言葉遣いや立ち振る舞いが、ぎこちなくても、相手のことをどう思っているかは自然に伝わるものです。

相手を見下していたら、どんなに美辞麗句を並べて、礼儀正しさを演出しようとしても、本心は見透かされてしまいます。

なので、この二つはしっかり押さえておく必要があります。

 

 

  • ◇本当の成功者とは

今は、『誠実さが求められる時代』になりつつあります。

これまでは、社会全体が効率性を求められ、仕事を上手にこなし、お金を稼ぐ人が高く評価されようになっていましたが、それが逆転し始めているようなのです。

これまでの人の中では、自分しか信じず、人を人とも思わないような言動を繰り返す人が少なからずいました。

それでも社会では、成功者として評価され、無礼な人こそ注目が集まるよう仕組みになっていたようです。

仕事を発展させ、「最後に残る人=真の成功者」として続けていける人は、無礼な態度をとらない人であり、礼儀正しい人です。

そのベースにあるのは、誠実さや、謙虚さです。

誠実で謙虚な人が培い、築いてきた人間関係は強固ですし、簡単には崩れません。

 

 

  • ◇感謝は最も美しい礼儀作法

何かうまくいかなかったときに、運の悪さを嘆いたり、他人のせいにしたりする人がいます。

自らの失敗を人のせいにするほど失礼なことはありません。

自分一人で生きているわけでなく、必ず人の協力があってこそ生きていられます。

一人で生きることは限られている―それを分かっているかいないかで人としての器の大きさが違ってくるのです。

支えてくれた人、協力してくれた人を決して忘れてはいけません。

うまくいったときはもちろん、うまくいかなかったときもです。

その人たちがどれだけ時間を割いてくれたか。

労力をかけてくれたか。

そこまで想像力を働かせて、感謝することです。

感謝を伝える手段は何でもいいので、電話一本でもいいし、メールでもLINEでもいい。

そうすると、相手も自然に何かをしてあげようという気持ちになり、いろんなことが上手くいくようになります。

 

礼儀正しさが称賛されるのは日本だけではありません。

礼儀を大切にするのは、万国共通の価値観ではないでしょうか?

現代は、多くの人が孤独を感じるようになっています。自分でも気づかないうちに攻撃的になり、礼儀をおろそかにしている人も増えたように思います。そうするとどんどん生きづらくなってゆきます。

これを変えるためには、自分自身が礼儀を正しく生きること。

まずは、自分から心掛けてみませんか?