今週の一冊:なぜか話しかけたくなる人、ならない人
- 2022年07月19日
- カテゴリー:本の紹介
今週の一冊をご紹介させていただきます。
有川真由美さんの 「なぜか話しかけたくなる人、ならない人」
まわりに「つい話しかけたくなる人」はいませんか?
「話しかけたくなる人」と「ならない人」の違いは、ちょっとした表情、言葉やリアクション、振る舞いなど。
誰でも少し行動を変えるだけで、その瞬間から「話しかけたくなる人」になることができます。
口下手でも、自分からは積極的に話しかけなくても、「話しかけたくなる人」は本人が思う以上にトクをしている人。
自然といい人やいい情報が集まって、プラスのサイクルができていきます。
特別に難しいことは必要ありません。ただし、ちょっとのことで印象は、よくも悪くも大きく変わるものです。
「好印象」をつくるポイントをお伝えします。
人から話しかけられる人は、話しかけてもよさそうな〝なにか(理由)“をもっているからです。
逆に、「この人には、話しかけてはいけない」と感じる〝なにか“をもっている人には、話しかけません。
人は、意識的でも、無意識でもそんな〝なにか“を瞬時に察知して、話しかけるかどうかを選んでいるのです。
その理由は何なのでしょうか?
- ◇話しかけたくなる人
- ①目が合うと話しかけやすい
目が合うと会話が始まりやすいということは、だれもがなんとなくわかっていて、話しかけてほしいときは、相手に熱い視線を送っていたり、逆に話しかけないでほしいときには、視線を合わせないようにしたりする。
目が合う時はあなたに興味があります。
という好意のサインともいえます。
一瞬でも目が合った人にはまったく目が合わない人より、ずっと話しかけやすくなります。
普段からできるだけ顔をあげて過ごし、周りの人に視線を向けてみましょう。
意外にできる人は少ないのです。
相手の目を見るのが苦手な人は、まず鼻や顎あたりや、顔全体をみることで相手からは自分を見てくれていると思われるはずです。
- ②あたりまえのことを「ありがとう」を伝える
ありがとうは周囲に支えられている、お世話になっているとわかっていること。
謙虚な気持ちもあるでしょう。
わざわざ言うことじゃない、やってもらって当然。
では人は離れていきます。
あたりまえのこと、いつもやってもらっていることにも「ありがとう」を伝えましょう。
「ありがとう」は自分自身にも力を与え、心をきれいにしてくれる言葉でもあります。
いまがあるのは当然ではなく、多くの人たちのおかげ。
「ありがとう」を口にするほど、たくさんの人に自分が生かされていること実感するのです。
- ◇話しかけたくないをなくすヒケツ
- ①話しかけないでオーラを発していませんか?
自分のことでいっぱいという人には、声をかけづらいものです。
話しかけやすい人というのは、自分のことはあまり考えていません。
自分ではなくまわりに意識が向いている人です。
人に対して心と体がひらいているともいえます。
- ◇自分からは話しかけない人にならない
話しかけたくないと思われる人は、普段自分から話しかけない人でもあります。
自分から話しかけるようになるには、場数を踏むことが大事です。
大人の人見知りはコミニュケーションの努力を放棄してると思われてしまいます。
- ◇ 話しかけるのがうまい人の秘訣
- 話しかけたくなる人とは自分からも話しかけている人
自分から話しかけている人はあまり壁をつくらずにオープンに接していて、しかもマナーもわきまえているので、まわりも安心して声をかけられます。
人から話しかけられないと思っている人は、なんとなく苦手意識があって、自分からは声をかけていないのではないでしょうか。
いままでより、少し意識して、自分から話しかけてみませんか?きっと、まわりからも声をかけられる回数が増えるのを実感するはずです。
人に話しかけるようになると、話しかけられるのを待っている人より、人との出逢いも仲良くなることも、何倍も増えます。
今まで自分を振り返ってみるとどうでしょうか?
当てはまることがいくつかありませんか?
自分より周りを見てる人の方が得をしている気がします。
コミニュケーションが苦手な方、この機会に手にとってみてください。