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今週の一冊:おもしろいほどやる気になる本

今週はモチベーションについてお話をしていきます。
 
ご紹介する本は「おもしろいほどやる気になる本」です。著者は、心理学者の内藤誼人さんです。
おもしろいほどやる気になる本
 
この本のテーマはモチベーションが上がらない、続かないという方に向けて、面倒くさい気持ちを吹き飛ばす魔法の方法を、心理学的に分析した方法で教えてくれる内容となっています。
 
 
少しでも患者さんのモチベーションを上げることで、健康の創造ができればと思い、この本を手に取りました。
 
 
本書は大きく分けて序章に始まり、1章から6章までの構成となっておりページ数は電子書籍でおよそ2000ページで構成されています。
 
イラストも登場してきますが、イメージを補完するようなものになっているので、専門用語もほとんど出てこないことも併せてわかりやすい内容となっております。
 
私が本書を読んでみて気づいた点、面白いと思った点を3点ほど、ご紹介していきたいと思います。
 
 
1つ目は、習慣化することで面倒くさいことを、面倒くさがらずにできることです。
 
習慣化するには、平均的に3週間かかってしまいますが、どんなに辛くても、苦しくても毎日続けてください。
 
最初は本当にきついかもしれませんが、人間は不思議で3週間の間毎日できることはずっと続きます。
 
毎日、朝起きてご飯を食べたり、歯を磨いたりすることが当たり前のようにできるように、どんなに辛いものでも習慣化してしまえば、自然と行動することができます。
 
私たちは、患者様に対して体の使い方や姿勢指導など、その人に会った様々な内容を話したり指導させていただいていますが、素直に言われたことを続けている方は自然と良い方向に進んでいます。
 
自分にとって大事なことでも面倒だなと思ったなら、とにかく3週間頑張ってみてください。
 
3週間やってみて習慣として身についたとき、きっとモチベーションに関係なくそれが自然とできているはずです。
 
 
2つ目は色彩効果でモチベーションが変わる事です。
 
気合を入れるときには、皆さん何色の服を着ていますか?
 
もしかしたら赤色が多いのではないかと思いますが、実は赤色を身に着けることで私たちの体の中にあるアドレナリンというホルモンが分泌され興奮した状態、つまり「やる気」を出すことができます。
 
この例は沢山あり、プロゴルファーのタイガー・ウッズや石川遼さんが、ここ一番というときに赤色の服を着ていることがあったり、元プロレスラーのアントニオ猪木さんも赤いマントがトレードマークになるほど身に着けていたりと、赤い色には「やる気」を出す効果がある事が数多くみられています。
 
皆さんも、モチベーションが上がらないときには、服装にワンポイント赤い色を採用し「やる気」を出してみてください。
 
本書には赤いネクタイや赤いボールペンを使うことが勧められています。
 
 
3つ目は「自分のために」頑張ることです。
 
上記では、モチベーションに関係なくできる方法や簡単に上げられる方法をお話してきましたが、なぜモチベーションは大事なのかではなく何のために頑張るのかについて焦点をあててお話ししたいと思います。
 
皆さん一番大好きなのは誰ですか?
 
人によってさまざまだとは思いますが、私たちが一番大好きなのは「他ならぬ自分自身」である事は知っていますか?
 
自分のことが嫌いという方もいると思いますがそんなことはありません。
 
一番大好きなのは自分自身です。
 
だからこそ、モチベーションを高めたいのであれば「他ならぬ自分自身のため」に頑張ってみてください。
 
本書にも書いてありますが、自分に関係がなさそうなところでは、そんなに頑張るなんてことはとても難しいです。
 
なのでまずは自分のやりたいこと、やりたかったことをはじめに頑張ってみてください。
 
もっと言うと、自分の野心や欲望に蓋をせずに開放してみてください。
 
これができれば自然とやる気が湧いて出てくるはずです。
 
自分のために頑張っている人のほうが、統計的に成績が良い人の割合が高い傾向があるので、自分のために頑張り続ければ自ずとモチベーションも上がり自分のことがもっと好きになり、自分の幸福につながります。
 
 
いかがだったでしょうか?
 
今回のブログでは「おもしろいほどやる気になる本」についてお話してきました。
 
モチベーションを上げるために様々な方法があり、自身のモチベーションが上がり続けることで人生が楽しくなり、幸せになることができることが本書のおわりに書かれています。
 
モチベーションが上がらない方にはもちろんですが、幸せとは何かについても触れることができる作品となっておりますので、興味がある方は、是非ご一読いただければと思います。