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今週の一冊:医者が教えるサウナの教科書

ご紹介する本は「医者が教えるサウナの教科書」です。

医者が教えるサウナの教科書

著者は慶應義塾大学医学部の加藤容崇です。

皆さんはサウナに入ったことはありますか?

今、日本では空前のサウナブームが起きています。

サウナ=おじさんの娯楽というイメージがあると思いますが、今では時折テレビでも取り上げられるほどの人気があり、サウナの楽しみ方の幅も広がり著名な方々にもサウナ好きを公言する人が増えてきています。

 

そして、サウナ好きの人の中にはビジネスエリートのような、いわゆる仕事ができる人たちも多くいます。

なぜ仕事ができる人とサウナがかかわってくるのか?

 

その答えが科学的根拠に基づいて書かれている本になっています。

本書は序章から第6章までの電子書籍で230ページの構成で、サウナの効果、医学的の正しいサウナの入り方、サウナの化学といった順番で進んでいきます。

 

私が読んでみた中で気になった点やサウナに入るならぜひ試してみたいと思った内容を3点ほどご紹介させていただきます。

 

まずは、なぜサウナに入ると仕事のパフォーマンスが上がるのかについて気づいた点をご紹介していきます。

著者曰く、サウナとはすべての健康法の中で最も効率的に、そして瞬時に脳と体を「ととのえる」ことができるものだと唱えています。

世の中には様々な方法でパフォーマンスの維持や好調を実感できる本やレクチャーがありますが、その多くはトレーニングが必要だったり、人によって差ができたりと、うまくいかないこともあります。

しかしサウナであればそのようなものはいりません、入るだけでOKなのですから。

お金もかからず、努力もいらず、才能も必要ない、確かに誰でもできて、サウナを楽しむだけでいいのですから最強の健康法でしょう。

 

この3つがないことが続けられるポイントだと思いました。

継続は力なり、というように簡単、手軽に全員が続けられるものがあれば、必然的に全員がそれを感じることができ、サウナに入ることで得られる疲労回復や体内環境の改善がパフォーマンスの向上につながるのだと感じました。

 

次はサウナの入り方について気になった点をお話していきます。

基本的にサウナで整うためには順番があり、サウナ→水風呂→外気浴といった流れで入っていきます。

サウナが種類にもよりますが、大体10分、水風呂が1~2分、外気浴が5分から10分のペースとなります。

オーソドックスな入り方だけではなく、眠気を飛ばしたい場合や眠りに入りたい場合、そして時差ボケを解消する場合などたくさんあります。

しかし、基礎疾患などのサウナに入るのが危険な人たちが入る場合は、どのようにするのか気になったのでいくつかご紹介します。

最初に心臓や血管関係の疾患がある場合ですが、かかりつけの医師と相談することが前提となりそうです。

もともとサウナは健康であることが前提なので、利用する場合は無理は絶対しないことを守りましょう。

2つ目に子供の場合ですが5歳以下はNG、6~10歳は低血圧をきたす場合があるので、やっても低温サウナや温度が低い場所を選ぶようにする必要があります。

この理由は子供がまだ自律神経がまだ確立していないため、サウナの環境に適応できないためだといいます。

基礎疾患持ちの人と同様に、無理のない範囲で楽しむことが大切になりそうです。

次に気になったのは、サウナにはまりすぎてしまうことで、ドーパミン中毒になってしまうことがあるらしいのでお話していきます。

ドーパミンとは脳内から分泌される快楽物質であり、過剰に分泌されると依存症のように、さらに強い快楽を求めるようになる恐ろしい一面も持ちます。

サウナはとても高い湿度と温度の中であるため長時間入り続けることで、命の危険も伴うほど過酷な環境です。

そのため交感神経が活性化し、アドレナリンが分泌され、アドレナリンが枯渇することでドーパミンが分泌されます。

サウナに、はまるのは問題ないですが、過剰に刺激を求めないように、これから始める方々は気を付けましょう。

普通に毎日入るのはむしろ健康に良いので、入られる方は毎日でも入ってみてください。

いかがでしたでしょうか?

今回はサウナの個人的に気になってみた点ついてお話をしてみました。

今回のブログでご紹介させていただいた内容以外にも、気になるものや面白いと感じることがある項目が多く載っております

サウナに入ったことがない人からサウナ好きの方々まで幅広く気に入っていただける一冊となっておりますので、興味がある方、ブログを読んで興味が湧いてきた方は、是非ご一読いただければと思います。