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今週の一冊:さりげなく「感じのいい」人

今週の本は、山崎武也さんが書かれたさりげなく「感じのいい」人という本を紹介していきたいと思います。

さりげなく「感じのいい」人

皆さんは、自分が周囲の人からどんな人間に思われているか、考えたことはありますか?

「自分は常に冷静に物事を判断しているつもりだし、言動にも慎重だ」

「人間関係でトラブルを起こしたことはない」

「どちらかといえば尊敬されているほうだ」

このように自分で思っていても、人が集まってきているとは言えないこともあります。

たとえば、上司から飲みに誘われることはあっても、部下から誘われることはない。

この場合は、もしかしたら部下にとっては煙たい存在なのかもしれません。

人は、そう簡単には好きになってくれません。

本当の人間関係を築きたいのであれば、感情面で好かれ人から受け入れてもらうことが大事です。

今回はちょっとしたことを意識して人生を豊かにし、感じのいい人になるためのコツをいくつか紹介していきたいと思います。

 

 

◇「真面目すぎる」のも考えもの

「実に真面目な人である」と人に言われた時は、褒め言葉と解釈するのは気をつけましょう。

真面目というのは称賛し顕彰すべき資質です。

しかし、「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」で、真面目すぎるのは、真面目さが足りない場合と同じか、それ以上に、よくない結果になる場合があります。

本人が真面目すぎるときは、周囲を眺める余裕がない場合が多いので、少し肩の力を抜いて余裕を作れるように息抜きなどをしてみましょう。

 

 

◇「あなたを大切にしています」のメッセージ

家を訪ねてきた客を送り出すときは、誰でも少なくとも玄関まで送っていくことでしょう。

マンションであれば、その入り口まで送っていくかもしれない。

さらに丁寧な場合は車であれば駐車場のところまで、列車であれば最寄駅まで送っていく。

これは一緒に過ごした時間が楽しかったことを示し、もう少し一緒にいたいと思う気持ちを伝える行動になります。

これはビジネスの場でも同じで、訪問客を送り出すときはできるだけ遠くまで、送っていくのが丁重なおもてなしになり、相手との親しみの距離が縮まるのです。

 

 

◇他人の助力-うまくいっていてもいかなくても「感謝」する

人は色々な人の助力を得て生活をしています。

自分から求めていなくても、人が進んで手助けをしてくれる場合もあれば、自分から依頼して助力を仰ぐ場合もあります。

いずれにしても、助力に対しては、きちんと感謝しなくてはいけません。

その結果がうまくいった場合であれ、ダメになった場合であれ、感謝の表明をしなくてはいけない点に変わりはないのです。

 

 

◇「相手の喜び」を「自分の喜び」よりも率先する

いつも世話になっている人に感謝の気持ちを込めて、食事に招待したとしましょう。

接待の席は楽しくなくてはいけません。

相手に楽しんでもらうだけでなく、自分自身も楽しむべきです。

しかし、相手よりも自分のほうが楽しんでしまった時、相手側の接待に対してのありがたく思う気持ちは半減してしまいます。

人を接待すると称して自分が楽しんでいると思われ、憤慨される場合もあり得ます。

相手の喜びを優先するためにも、常に気を使ってサービスに努める姿勢を意識してみましょう。

 

 

◇相手の名前は意識して「呼ぶ」

欧米人はあった時と別れるときのあいさつに、相手の名前をつけ加えることを忘れません。

パーティのような席で初めて会った時でも相手の名前を覚えて、さようならを言う時も必ず名前をいいます。

人の名前を呼ぶのは、その人の人格を認めたうえで、独立した個人として接しようとする姿勢の表れなのです。

短時間のうちにいろいろな人たちの名前を覚えるのは難しいかもしれません。

まずは覚える努力からしてみて、徐々に会う時と別れるときに実行できるようにしてみましょう。

 

 

◇人を疑うより、まず自分を疑ってみる

仕事の場においても家庭においても、何かものがなくなると、誰かが持って行ったのではないかと疑うタイプの人がいます。

自分が置いたと思うところに見つからないので、ほかの人が使って、どこか別の場所に置いたのではないかと考えてしまうのです。

定位置に置いてない場合でも、何かの拍子に自分がどこかほかのところに置いたのではないかと、一度記憶をたどってみることが大事です。

まずは人を疑う前に、自分を疑ってみて自分の状況を一度整理してみましょう。

 

 

すべての人に好かれることは難しくても「感じのいい人だな」と思わせることはできます。

一つ一つの細かい行動を少し意識することで、人として少しずつ成長できるので是非読んでみてください。