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今週の一冊:読むだけで人間力が高まる100話

今週ご紹介する本は「読むだけで人間力が高まる100話」です。

読むだけで人間力が高まる100話

本書は、月刊誌「ニューモラル」から精選し、100話にまとめた一冊となっております。

本書はおおよそ190ページとなっていますが、1話あたり大体多くても3から4ページとなっているため、空いた時間に1話だけ読むこともできるため簡単に読み込むことができる作品となっております。

第一章から第四章にそれぞれのタイトルがあり、それに沿った内容が1話1話続いていくものとなっています。

今回もその中で私が気になったところを3点ほど、ご紹介していきたいと思います。

 

 

第一章のかなり早い段階で出てくる「幸せとは自分の心で感じるもの」というお話の中で、今ある幸せを「ありがたいもの」であるととらえ、誰かから親切を受けたら素直に「ありがとう」とお礼を伝えること、というものがあり、ここを読みながら、改めて僕は先輩方から教えていただいた「感謝の反対はあたりまえ」という言葉を思い出しました。

「人間力とは感謝力である」と唱えている方々が多くいますが、こうして手に取った本で同じような話が出てくると、改めて素直な心と感謝をし続ける姿勢、人として基礎中の基礎がとても大切であると痛感しました。

 

次に気になったのは「幸せを感じる能力」にある、幸せを感じる力は努力をしなければ、知らず知らずの間に不幸や不足を感じる心が強くなってしまう。という点です。
先ほどの話とつなげると、より深い内容になるかと思いますが、感謝することを忘れて「あたりまえ」になることで、不幸や不足といったマイナスな力が働くのではないかと思います。

人はどうしてもプラスのことよりもマイナスのことが印象に残りやすく、考えもマイナスに引っ張られやすくなると思います。

しかし、普段から挨拶や返事、感謝の言葉といった当たり前にできるものを、常にできている人が常に明るかったり、健康に見えるのは常にプラスの思考だったり、ここに出てくる「幸せを感じる能力」を伸ばし続けているからだと読んでいて思いました。

 

最後に、第二章の最後に書かれている「五つの心のチェックリスト」についてお話していきます。
このチェックリストは

①朝の「おはよう」を気持ちよく。

②一日ひとつ「ありがたいこと」を発見する。

③心からの「ありがとう」を伝える。

④鏡の前での「笑顔の練習」。

⑤「いただきます」「ごちそうさま」にも感謝を込めて。

と五つの項目があります。

想うことや気づくことも大切ですが、それを自分の中だけで解消するのではなく「相手にも伝える」ことで感謝の心を大きく育むことができ、人間力も上がっていくのだと改めて感じました。

なあなあにしてしまっているものがあるのならば、それは改善すべきポイントではないかと、私はこの話を読んでいて思ったので、これからも人間力を高められるように努力していきたいです。

 

いかがでしたでしょうか?
今回のブログでは「読むだけで人間力が高まる100話」についてお話してきました。

過去の記事の総集編として再編集された作品となっておりますが、一話一話がとても考えさせてくれるような内容になっておりますので、人間力を上げたい方にはとても参考になる一作となっております。

このブログを読んでご興味が湧いた方は是非一読頂ければと思います。