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今週の一冊:入社1年目の教科書

入社1年目の教科書

今週ご紹介する本は「入社1年目の教科書」です。

著者は岩瀬大輔さんです。

この本では社会の中で、とても大切な心構えや社会人としての基礎を学ぶことができる内容になっています。

 

本書の最初に著者の岩瀬さんの成り立ちの説明から始まり、社会人としてお伝えしたい3原則についてのお話がスタートします。

その後、より具体的な仕事のやり方についてのお話となっていきます。

その中で私が特に気になった内容を3つほどご紹介していきたいと思います。

 

最初の1つ目は「仕事は復習がすべて」について

岩瀬さんは通勤途中にメモを読み返すことで気づきや学びを定着させ、「気づきの力」のような感性を磨きつつ、覚えたこと、学んだことを自分のスキルとして定着させるためメモを取ることや復習することを大切にしています。

人は忘れてしまうが、復習したからと言ってすべてを覚えられるわけでもない。

しかし、復習をしなければ同じことの繰り返しになってしまうと語っています。

忘れないことも大事ですが、忘れてはいけないものを忘れないために復習という積み重ねを大切にしなければ成長はないと気づかされました。

 

 

次に2つ目は「叱られた意味を見だせ」について

叱られた際にとる対処法は一つしかないと語っており、それは前向きにとらえることだそうです。

「叱られたことはすべて糧になる」「自分が強くなるために必要なことだ」等すべてに意味があると考えるように岩瀬さんは心がけています。

起こったことすべてに意味を見出す習慣を身に着けると辛いことも辛くなくなり、無駄に一喜一憂することもなくなることで前向きになり、社会人として成長していけると話しています。

叱られるのは相手が必要だからこそ、叱ってくれるのだと僕は社会人となって初めて知ることができました。

それでも気持ちは落ち込むことはよくあります。

でも前を向いて成長しなければ、叱ってくれた人の好意を無駄にすることになるので、この本で読んだことも忘れずに次の成長につなげたいと思いました。

 

 

最後の3つめは「ミスをしたら再発防止の仕組みを考えよ」について

仕事をするうえで、すべてを完ぺきにこなすのは難しく、ミスを犯してしまうのは仕方がない時もあります。

叱られた際には仕事をよりよく改善する際のフィードバックだととらえればよいのです。

問題は2度目以降同じミスをした時です。

岩瀬さんが考える再発防止策は、仕事のやり方を変えることで、ミスが起こらない仕事の仕組みを作り出すことだと話しています。

ミスをしたことをチェックシートに記入したり、同僚に当日の朝にメールをもらうようにお願いしたりと、仕事をどのように仕組化し同じミスを繰り返さない方法を考え出すことが重要になってくるそうです。

自分もミスをして、しばらくたった後に同じミスをしてしまうことがありました。

日記に書いたりメモに書いたりと工夫はしましたが仕組みを変えるといったことに気づけなかったので、ミスをした際には次はどんな仕組みや方法を取り入れれば同じミスを繰り返さずに済むのか考えて取り組みたいと思いました。

 

今回は「入社1年目の教科書」についてお話をしてみました。

いかがだったでしょうか?

本書はこれから社会人になる人も、改めて初心の気持ちや考え方を勉強したい、振り返りたいと考えている人にもお勧めできる一冊となっております。

興味がある方、ブログを読んで興味が湧いてきた方は、是非ご一読いただければと思います。