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今週の一冊:君は誰と生きるか

こんにちは。

本日ご紹介する本は、「君は誰と生きるか」です。著者は永松茂久さんです。

君は誰と生きるか

本書は、人とのつながりをテーマに、”自分は誰と生きたいのか”を考えさせてくれる一方で、著者の永松さんが、外に出会いを求めて、その間違いを大実業家の方と出会って、本当の出会うとは何かを学んだ内容となっております。

・素敵な人と出逢って、人生をよりよいものにしたい。

・今、まわりにいる人とつながりに違和感を持っている。

・人につい合わせようとしすぎてしまう。

・仕事で苦手な人に悩まされている。

そんな方にお勧めの1冊です。

 

今、寂しい人が増えています。

一番簡単に人とつながれる時代を生きているのにも関わらず、深く人とつながれない、深くつながることを避けようとしてしまう人たちがいることです。

「もっといろんな人と出逢って、つながりを増やさなければ」

「人とたくさんつながることこそが、うまくいく一番の近道だ」

世の中には、このような固定観念があり、それを無条件に信じる傾向があります。

インターネットやSNSの発達で、一見、出会いの機会は増えたように見えます。

そのツールを利用して人と出逢い、実際つながる人も増えました。

結果いくらそこでつながったとして、どこか寂しさは増すばかりです。

著者の永松さんは、人脈は狭ければ狭いほどいい、という事をおっしゃっています。

これには条件があり、ただ狭ければいいのではなく、つながっている人の深さは、できる限り深い方がいいのです。

それは、人は誰も「1日24時間」という、生まれたときから与えられた共通ルールの中で生きているからです。

どれだけその人と深くつながれるかは、どれだけその人とともに、質が高く意味のある時間を過ごすことができたかによって決まるのです。

いくら数だけ増やしても、その人たちは、いざとなった時、あなたのために駆けつけてくれる人にはならないのです。

 

 

◇良い出会いは、結局こんなひとのところにやってくる

人間関係にも言えることですが、人は、特に成功者と呼ばれている人は、ただ出会って名刺交換したくらいでは力を貸してくれません。

その人が、どんな在り方で生きているか、今現在、どんな努力をしているか、をしっかりと見抜くものなのです。

本物の成功者は、未来の本物を見抜く目を持っています。

 

 

◇まわりの人が力を貸したくなる人の条件

他力という仏教の言葉がありますが、この他力は天の力という意味でつかわれることもあります。

自分以外の他人の力という事です。

人は、「人の助けなんかいらない」というくらい自力を出している人に力を貸したくなります。

「一人でもやる」という、その覚悟に人は集まってくるのだそうです。

だから、まず自力を出すことが大切になります。

楽をしたいから、最短距離で登りたいとか、そういう魂胆ではいつまでも経ってもまわりの人は動きません。

自力をだして、その自力の上に他力が乗ってきます。

自分のできることを全力でやることからすべては始まり、そんな人に人は集まり、いい出会いもやってきます。

 

 

◇引き寄せの法則

人はいい人と出会うと嬉しいものです。

そこに「願えば叶う」引き寄せの法則があります。

本当の引き寄せの法則は、実はもっと深い意味があり、この真意は、残酷と言っていいくらい、この世の人間関係すべてにおいて当てはまります。

この法則は、「波長の法則」とも言えます。

あの人とはウマが合うなどです。

これは、同じレベルの人やモノが引き合うという事です。

例えば、マンションや車は値段が違います。

それは、レベルがあるからです。

人間にも同じようにレベルがあり、仕事、家庭、友人、考え方、などの人間力です。

人は大体同じ位置、似通ったステージにいる人と出会うようになっています。

ホテルのエコノミーとスイートがあるように、社会的なポジションや経済力でフロア分けされやすいのです。

 

ランク分けの基準になるもの

人は心で生きている生き物です。

行動のエンジンとなる心は内側にあります。

人は自分と考え方や価値観、物事に向かっていく姿勢が似ている人と長く歩いていくようになっています。

人の悪口が好きな人は、同じくそういう人と集まるし、明るくて人をほめるのが好きな人は、会う人会う人の悪口を言い続けている人とはずっと一緒にはいられません。

いい人と出会いたい、豊かな暮らしがしたいと願うなら、そのステージに登っていく、そうなる自分自身になることが一番の近道です。

結局なところ、どんな人と生きるかを深く突き詰めていくと、自分に見合った人とともに歩くようになっているのです。

 

誰と生きるかは、どんな自分で生きるかということ。

どんなに素敵な人と出会ったとしても、ステージが違うと、残念ながら深いつながりは生まれません。

そこで、引き寄せの法則には別れの法則とセットでやってきます。

人は成長するたびにステージが変わります。

そのステージは、それまでいた人たちが一緒にいけるわけではありません。

その時別れがおきます。

人が何らかの形で進化するとき、人間関係が入れ替わるのは、当然のことだと覚えておくことです。

私たちはこの二つの法則の中で生きているのです。

 

 

◇人間関係が上手くいく3つのこと

一つ目は、笑顔でいること。

二つ目は、相手の話に興味を持って耳を傾けて聞くこと。

三つ目は、思いやりを持って相手に温かい声をかけること。

それこそが人間関係の究極の基本です。

立場の弱い人に、「お疲れ様」、「ありがとうね」と一言かけるだけでも、人は喜びます。

逆にこんなことすらできないで、相手といい人間関係はつくれません。

私たちは生きている時間が限られています。

本書は、自分は誰が大切なのかを考えるきっかけになってくれる、そんな1冊となっておりますのでご紹介させていただきました。