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今週の一冊:眠れなくなるほど面白い体幹の話

 
今週は健康についてお話をしていきます。
 
ご紹介する本は「眠れなくなるほど面白い体幹の話」です。
眠れなくなるほど面白い体幹の話
著者はプロトレーナーの木場克己さんです。
 
この本では「体幹」とはどうゆうもので、私たちの体にとってどれだけ大事なものかを教えてくれる一冊となっております。
 
 
本書の最初に「体幹は年齢を問わずに必要であり、日常生活のあらゆるシーンに関わってくるものである」と書かれています。
 
目次を過ぎ、本書の内容に入っていくと、日常生活の何気ない姿勢の悪さが、体の痛みや不調を引き起こす原因になってしまうと書かれており、そのパターンを4つ、本書ではご紹介しています。
 
その姿を見れば、4つのうち1つは誰でも当てはまるものが、必ず見つけられると思いますが、特に下を向いたり背中を丸めている姿勢などはスマートフォンが普及した今の時代では多いのではないかと私は思います。
 
本書にも「若い世代に増えている頭下がり」と書かれており、姿勢が大きく崩れることで筋肉の過緊張や寝違えなどといった症状が現れる要因となってしまいます。
 
しかし、本当に恐ろしいのは症状が出ることではなく、姿勢が悪いのが長期的に続いてしまうことで「体幹」、別名「インナーマッスル」といわれる体を支える筋肉が衰えてしまっていることです。
 
筋肉は鍛え始めてから強くなるまでに三か月かかりますが、衰えるのはとても早くその期間は一日中寝たきりでいたとすると二日間で約一年間分、全体の1パーセントも落ちてしまいます。
 
姿勢だけなら正すことは意識すればできますが、体を支える筋肉が衰えれば、姿勢を正して維持することすら困難になります。
 
 
本書には先ほど姿勢の悪さが4つパターンとしてご紹介してあるとお話ししました。
 
それぞれの種類でどのような症状や特徴があるのかが記されていますが、ここでは一旦割愛させていただきます。
 
 
次にどのように姿勢を直せば正しい姿勢が身につくのかをご紹介していきます。
 
まず耳、肩、股関節が一直線に並ぶようにすることです。
 
立っているときも座っているときも基本同じで体がしっかりとまっすぐになるようにすることが大事です。
 
そして自分の体に合った椅子に座る事、低い椅子や体が沈み込むソファは腰への負担が大きいので要注意です。
 
これで姿勢はまっすぐにできたので、そこから腹圧を高めるようにおなかを膨らませて呼吸をします。
 
この呼吸を腹式呼吸といい、そこからさらに息を吐くときにおなかをへこませる方法をドローインといいます。
 
このドローインは体幹の腹横筋という筋肉を鍛えるために使われる呼吸法となります。
 
背筋を伸ばし体幹の筋肉を鍛えることで姿勢の維持もしやすくなり、歪んだ姿勢でいる時間が減り体の負担も軽減します。
 
 
これで大まかな姿勢の維持をするために必要な内容はお話ししましたが、実は体幹の筋肉は1つだけではなくもっとたくさんの種類があります。
 
体幹とは首下から腰までの胴の部分すべてをいい、そこにある体を支える筋肉すべてのことを指す言葉です。
 
なので先ほどの腹横筋だけでなく数多くの筋肉があるため、鍛えるためにはそれなりの種類の筋トレをしなければいけません。
 
本書では体幹の筋肉を4つに絞りこの4つを鍛える方法を第4章にてご紹介しています。
 
ここまでブログを読んで、詳しく知りたい、やってみたいと思っていただいた方がおりましたら是非本書を読んでみてください。
 
 
 
いかがでしたでしょうか。
今回は姿勢がどのように体に影響を与えるのかを深く書かれている本書についてお話させて頂きました。
 
今回は「体幹」と「姿勢」についておおまかにご紹介をさせていただきましたが、それ以外にも体幹が鍛えられることでどのような恩恵があるのか、知っておくべきトレーニングの基本などが書かれていますので、興味がある方、ブログを読んで興味が湧いてきた方は、是非ご一読いただければと思います。