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今週の一冊:運命は「口ぐせ」で決まる

今回紹介する本は「運命は口ぐせで決まる」です。

運命は「口ぐせ」で決まる

私たちは日頃から「口ぐせ」が人生を作っていくと考えています。

心理学の理論から見ても、人間の精神や表現行動に大きな影響力を持つイメージは、必ず言語を通じて表されるということが分かっています。

イメージは言葉というかたちをとり、あるいは言葉というオブラートに包まれてでてくるのです。

作者の佐藤さんは、自分のやりたいことをいつも口に出していることに気づいたそうです。

「私にはできる」「なんとかなるさ」「きっとやってみせる」

このような言葉が口ぐせとして使われていたそうです。

単純なことのようですが、仕事でも「この契約はうまくいく」と口に出していれば本当にうまくいくのです。

ネガティブな言葉を使っている人が、自分の思うような人生どころか楽しい人生さえ送れません。

いつか暇ができたら、いつかお金ができたら、といっているうちに人生は終わってしまいます。

佐藤さんは頭の中にイメージを広げ、可能性を掘り出し、言葉によって表現する、これを確実に自分のものにしてきました。

 

◇言葉は口に出してこそ力をもつ

言葉にはそれぞれの意味があります。

これは正しい、これは美しいというときに私たちは言葉のもつ意味を理解して使っています。

それと同様に頭の中で想像する事にも意味があるのです。

たとえば、ここに大きな梅干しがあるとします。

私たち日本人は梅干しがすっぱいということを知っています。

ゆえに梅干しを想像するだけで酸っぱさがイメージされ、唾液がでてきます。

しかし、梅干しの事を知らない外国人に梅干しを想像してもらっても、酸っぱいという事実を知らないので唾液はでてきません。

要するに、脳で想像したり考えたりすることにはすべて意味があって、自律神経系のコンピュータは、その言葉の意味を読み取っているといえるわけです。

多くの言葉を知っている人やボキャブラリーの豊富な人ほど、想像力の幅は広がり、質の高い人生を送れるということになるわけです。

 

 

◇いい言葉は「いわれた人」より「使った人」に効果がある

脳のコンピュータは言葉の意味を読み取る機械です。

考えていることも、しゃべっていることも全部、言葉の意味を読み取り、体を使って表現しようとします。

このコンピュータには人称が無く言葉の意味を全部自分のこととして読み取ってしまうのです。

他人の話でも、話をしている当事者の出来事として読み取ってしまうからです。

例えば、AさんとBさんが話していたとして、AさんがBさんに「Bさんいつもきれいね」

いったとしたらこの言葉に反応するのは実はAさんなのです。

きれいという言葉をAさんの脳が読み取り体に表現するのです。

このように考えると言葉は使った人にご利益があることがわかります。

逆に、人を傷つけるような言葉や呪うような言葉を使えばそれもすべて自分にはね返ってきます。

日頃からいい言葉を使うように心がけましょう。

自分がいい気持ちになれる言葉こそ自分を高めてくれるのです。

 

 

今私たちに必要なのは自分にもともと備わっている自己表現の力を無理なく、無駄なく引き出して、人生に成功し、いつまでも若々しい体で楽しむ方法なのです。

興味のある方は読んでみて下さい。