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今週の一冊:自分を育てる方法

今週のおすすめの一冊は中竹竜二さんの「自分を育てる方法」です。

自分を育てる方法

この本では「セルフリード」というのをお伝えしています。

セルフリードとは、自分で自分を育てる力のことです。

どんな変化が訪れようと、自分自身を育てることができれば自分のペースで歩いたり、走ったり、ときには自分の意志で立ち止まることもできます。

正解なき変化の時代には、周囲の期待に応えるためにがむしゃらに頑張るのではなく、自分の弱さを認め周囲に支えてもらう柔軟さこそが大切です。

 

  1. ◇ありのままの自分で生きよう

ありのままの飾らない自分で無理なく楽しく力を発揮できる状態をキープしていく。

絶対や正解がない時代をしなやかに生きるための心構え。

それがセルフリードです。

セルフリードを磨くため、養いたい力は3つです。

  1. ①自分を知る力…自己認識
  2. ②自分を磨く力…主体性
  3. ③自分を支える力…自己承認

 

  1. ①自分を知る力…自己認識
  1. 自分のことは、自分が一番知っているとは限りません。
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  3. 多くの人は思い込みや認識のズレによって、自分自身を正しく理解できていないのです。
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  5. 自分自身が大切にする価値観をきちんと言葉にしたことがない人がほとんどなのです。

あるいは、自分はこういうタイプの人間だと思っているイメージと、周りからの見られ方にズレが生じている場合もあります。

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  2. ②自分を磨く力…主体性
  3. 誰かから目標を与えられて初めて動き出す、受け身の姿勢から卒業して、自ら考え、目標を決めて行動する、主体的な姿勢を身につけていきましょう。

どんな環境でも自分で自分の主導権を握ることができれば、変化に対しても、しなやかに対応できます。

いつでも自分のペースで進むことができ、走ったり、歩いたり、ときには立ち止まることもできる主体性を備えていきます。

自分を正しく知り、自分のペースで進んでいく。

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  2. ③自分を支える力…自己承認
  3. がんばっている自分を認め、励まし、褒めてあげる。誰かの称賛を期待するのではなく、まずは自分で承認する。この力が大切です。

チームをまとめるリーダーが結果を出したいときにもリーダーシップとフォローワーシップのセットが大切になります。

メンバーを導くだけでなく、支えていく。

日々の行動を観察して、成長に寄り添い、支援するフォロワーシップがリーダーにも求められているのです。

個人が自分を成長させたいときにも、リーダーシップとフォロワーシップのバランスがとても大切に。

フォロワーシップにあたる部分がセルフリードの自分を支える力になります。

 

◇あなたは何が好きですか?

自分が何が好きで、何が得意で、何に喜びを感じるのか。

この自己認識明確でないうちは、自分自身をどの方向に進めたらいいのか、なかなか決められません。

自分をリードするには、自分を正しく知ることが欠かせないステップです。

 

自分のことはわかっているようで、実はよく知らないという前提です。

なぜなら、自分の姿は見えません。

鏡に映る自分さえ、左右逆の平面であり、人から見えるあなたとは違います。

人との関わりにおいて、自分がどんな振る舞いをして、どんな印象を与え、どんな期待、あるいは不安を相手に抱かせているのか、僕たちは正確に知る機会をほとんど持っていません。

 

自分とは2つあります。

  1. ①自分が自分をどう理解しているのか=内的自己認識
  2. ②他者からどう見られているか=外的自己認識

この2つにはギャップがある場合がほとんどです。

こうありたいと思っている自分と、周りから見えている自分の姿にどんなギャップがあるのかを、理解できたら、そのギャップを埋めるための行動のヒントになります。

 

好きなことが見つからないという病は、真面目に社会生活を送ってきた人ほどかかりやすいのです。

突然、好きなことで頑張りましょうもと言われても、戸惑うのは当たり前なのです。

では、何から始めたらいいのか?

「好きだから○○を選ぶ」、「○○したいからする」という好きを起点にした行動を積極的にとっていくことを意識して生活する。

これにトライしてみてください。

毎日の日常シーンの中で、そのときの自分が食べたい、飲みたい、着たい、見たい、聴きたい、触れたい、と感じるものに対して忠実に行動を起こすように意識してください。

 

自分のことは自分がよくわかっている。

ということを耳にしますが、この本を通して2つの自分がいることに気づきました。

日常の中で自分自身について考える時間はないと思います。

ですが、ちょっと向き合ってみると明日の自分に変化があるかもしれません。