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今週の一冊:1秒で幸せを呼び込む言葉

イライラしたら優しくする。

今回は精神科医Tomy先生の「1秒で幸せを呼び込む言葉」を紹介します。

1秒で幸せを呼び込む言葉

Tomy先生は、精神科医でTwitterでも大人気のオカマ系インフルエンサーでいらっしゃいます。

人間関係や将来の不安など生きているとメンタルを病んでしまうようなことが山ほどありますよね。

こちらの本は心の傷を癒し、幸せを呼び込むためのとっておきの一冊になっております。

他人とのうまい距離の取り方がわからない人にも、仕事で失敗して自分が嫌いになってしまいそうな人にも、ぜひ見ていただきたい内容になっています。

そんな本書の中から大切だと思う要点を1つに絞ってご紹介させていただきます。

それは、「ネガティブな感情とうまく付き合うための5つのメンタル術」です。

ロシア・ウクライナ戦争を始めとする不安定な世界情勢や急速に進行するエネルギー価格の高騰、そして歴史的な円安とインフルエンザと今の世の中には考えれば考えるほど、将来が不安になるような事が溢れかえっていますよね。

そんな不安な気持ちは、できるだけ取り除きたいところですが、こんな世の中で不安になるなと言うのは無理と言うものです。

本章ではこんな暗い世の中においても、幸せに生きるためのネガティブな感情とうまく付き合うためののメンタル術を要約していきます。

1.今すぐできる幸せになるための超簡単なメンタル術

突然ですが、皆さんは今幸せでしょうか?

胸を張って私幸せですと言える人は少ないのではないでしょうか。

ですが、著者のTomy先生は本当は世の中は幸せで溢れているものだとおっしゃっています。

そこら中、幸せでいっぱいにも関わらず、そうでないものに気をとられて、幸せが視界に入らなくなっているだけなんです。

行動経済学においては、人間はポジティブなものよりネガティブなものの方がより強く感じると考えられています。

同程度のリスクとリターンを並べたとき、客観的には同程度であるにもかかわらず、私たちはリスクの方の2倍ぐらい多く見積もってしまうんです。

これと同じように、私たちは日常の些細な嫌な事にばかり目をとられて、そのすぐ隣にある幸せを見過ごしてしまいます。

逆にいえば幸せになるには、ちょっと視野を広げるだけでいいんです。

不思議なことに人間は自分は幸せだなぁと思うと、幸せがどんどん増えていくようにできています。

謙虚な心が新たな幸せを連れてきてくれるのかもしれません。

逆に自分が不幸だと思っている人はどんどん不幸になっています。

幸せになるか不幸になるかは、自分自身の心の持ち方次第なんです。

 

 

2.鍵は擬人化?!ネガティブな感情を手懐けるコツ

不快な感情が嫌じゃない人なんていませんよね。

怒りや悲しみなどのネガティブな感情は今すぐにでも消し去ってしまいたいと思うでしょう。

ですが、私たちの脳はネガティブな感情を消そうと思えば思うほど、それが膨らんでいくようにできています。

悩みを片付けようとすればするほど悩みが増えてしまうんです。

マインドフルネスの世界でもよく言われるようにネガティブな感情に対処するためには、それを消したり無視したりしようとするのではなく、それに名前をつけて観察してあげるだけでいいです。

イライラしているときは「今自分はイライラしているんだなぁと、悲しい時は自分は今から死んでいるんだな」と心の中で唱えるだけでいいんです。

そして感情を観察する際に、ネガティブな感情をきちんとするとさらに扱いやすくなります。

 

3.1日1回〇〇を書くだけで、人生が劇的に変わる。

私たち人間は言葉の動物です。

私たちが不安や憎しみなどの負の感情を感じるのは、心の中にネガティブな言葉が溢れ、かえっていることの表れでもあります。

そして幸いなことに私たちは、口やペンなどを使って、自分自身の中には蟠った負の感情を吐き出すことができます。

心のモヤモヤを言葉にすることが、日々の人生を楽しく生きるためにとても大事なことなんです。

ある研究では、毎日日記にネガティブな感情をぶつけるグループとそうでないグループを比べたところ、うつ病の発症率が圧倒的に後者で高いことがわかりました。

つまり、日々ネガティブな感情を日記にアウトプットしている人はうつ病になりにくいことがわかったんです。

著者のTomy先生は、心のモヤモヤは人に聞いてもらうのがいいとおっしゃいますが、私は個人的には紙に書き出す方が良いと感じています。

人に聞いてもらう方法は、相手の理解度に相当依存してしまうからです。

話を聞いてくれる相手がTomy先生のような理解のある精神科医であれば、確かに人に嫌な気持ちをぶつけることも有効でしょうですが、相手があまり理解のない人だと、あなたのネガティブな感情にいちいち難癖をつけてくるかもしれません。

せっかく勇気を出して嫌な気持ちを吐露しているのに「それはあなたのせいなんじゃない」なんて言われたら最悪ですよね。

もちろん理解のある人が身近にいる場合は、ネガティブな気持ちを口に出すのも良いでしょう。

そのような人が身近にいない場合は、日記を書くだけでも充分効果があります。

どんな些細な事でも、ネガティブな気持ちは、日記に綴る習慣をつけてみましょう。

たったそれだけのことで人生が激変するはずです。

 

人は誰しも悩む事があると思います。

ですが、アメリカの大学の研究結果でも前日の不安は翌日になると1/2になるという結果も出ています。

悩みが尽きず不安だらけの時はいっそのことこの問題に悩むのは明日にしよう。と、決めて悩む日を変えてしまうと良いと思います。

これだけでも人生の幸せを感じる時間が増える事は間違いありません。