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今週の一冊:リセットの習慣

今回紹介する本は「リセットの習慣」です。

リセットの習慣

 

リセットという言葉には希望が見えます。

私たちは生活する中で、常に「調子がいい」「体調がいい」「気持ちが晴れやか」というわけにはいきません。

日常にはストレスの要因があふれていますし、体調を崩す機会もたくさんあります。

そうやって私たちは、心身の調子を狂わされてしまいます。

そもそも人の体は「流れに乗る」のは得意ですが「流れを変える」のはあまり得意ではありません。

自律神経は、まさにその代表格で、何か嫌な出来事があるとその瞬間から「悪い流れ」が始まり、そして続いてしまいます。

自律神経が乱れ、悪い流れが始まるとどういう事が起こるのか。

その「流れ」を追いかけてみます。

まず呼吸が浅くなり、血流が悪くなります。

すると、酸素や栄養が十分に脳やその他の器官に運ばれなくなり、冷静な判断が出来なくなったり、感情のコントロールが利かなくなったりします。

「なんとなく体の調子が優れない」と思いながら、仕事をすることになるので集中力が落ち、パフォーマンスが下がります。

まさに「悪い流れ」にどんどん乗ってしまっている状態です。

そんな時に多くの人はゆっくり休もうと思うのですが、十分に副交感神経が働かないため、リラックスして休むことが出来ないのです。

「流れを変える」のはとても苦手です。

心と体をよい状態に保つ上で、最も大事な意識が「リセット」だといっても過言ではありません。

この本では「リセットの考え方やノウハウ」を99個に分けて書いてあります。

 

◇新しい朝の習慣をひとつだけプラスする

コロナ禍の中で生活習慣が多少なりとも変化した人は多いと思います。

以前はほとんどなかったリモートワークが増えた人もいるでしょうし、飲み会や食事会が減少し、オンラインコミュニケーションの時間が増えた方も多いと思います。

「知らず知らずのうちに起こっている変化」によっても自律神経は乱れていきます。

疲れが抜けない、だらだら過ごす時間が増えた、睡眠の質が落ちているなど、ちょっとした不調が続いている人も多いと思います。

それをリセットするのに効果的なのが「新しい朝の習慣」をひとつ加えることです。

朝30分散歩するのは最高ですし、時間が取れない方は5分のストレッチだけでもいいですし、コーヒーを淹れるだけでもいいです。

大事なのは意図的に「いい流れを生み出す」ことです。

 

 

◇軽くなることで常に新しいスタートを切る

自律神経を整える上でおすすめしているのは「片付け」です。

身の回りが片付くと、それだけで体のコンディションは整ってきてリセットにつながります。

長く生きていると物理的にも精神的にもさまざまなものが積み重なっていきます。

リセットとは捨てる事でもあります。

継続が「過去とつながっている状態」を指す一方で、リセットとはその過去を一旦断ち切り、新たにスタートを切ることです。

上手に過去を断ち切り、処分できる人はそれだけリセット上手といえます。

本当の意味でのリセットとは「常にスタートを切ること」でもあります。

 

 

未来に向かってワクワクして生きることは自律神経を整える事にも繋がりますし、健康な心と体をつくることにもつながります。

「リセット」は、今から「ワクワクする人生」を開始する合言葉でもあります。

興味のある方は読んでみて下さい。