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失敗図鑑~すごい人ほどダメだった!~をご紹介

こんにちは。今週は『失敗図鑑。すごい人ほどダメだった!』こちらの本を紹介させていただきます。
24人の偉人の失敗からどのように復活したか書かれています。
失敗図鑑
冒頭に「わしはエジソン。トーマスエジソンじゃ。数々の発明をしたことから発明王と呼ばれている。だが、心ない人間からはこんなふうにも呼ばれている。失敗王。」

こんな書き出したからスタートします。誰でも知っている偉人達ですが、成功までの道のりは決してスムーズではなく、幾度となく失敗を重ねて功績を残した人達ばかりです。
今回は24人の偉人の中からいくつか紹介させていただきます。

二宮尊徳(別名 二宮金次郎)…にげだす
金次郎は農家に産まれましたが、14歳で父を失いものすごく貧乏になりました。そのために、金次郎は働くしかありませんでした。しかし、勉強を諦めたくありませんでした。まだ子どもだった金次郎は一人前に働くことができず悔しい思いをしていました。
そこで、金次郎は「できない」ことをあきらめず「自分ができることでカバーする」そんな発想ができる子どもでした。大人になった金次郎は貧しい農村を大きくしようと農民と協力し合うのですが、その中で農民と武士から反発をうけ、自信をなくした金次郎は逃げ出してしまいます。実家に戻り心を落ち着かせようと温泉に入り断食をしました。すると金次郎の心は少しずつ変わっていき、心の強さを身につけて農村に戻ります。
逃げ出す失敗。→「にげる」ということははたしてそんな悪いことでしょうか。どんなにつらくても逃げずに頑張るのはとても美しいことです。でも、本当に「自分の力ではどうしようもできない!」と感じた時は逃げちゃいましょう。
大事なのは逃げた後何をするかです。まず、心を落ち着かせてから真剣に向き合いましょう。
「二度とにげないためにどうすればいいか」を、考え行動できればにげたっていいのです。

次に、ルーズヴィヒ・ヴァン・ベートーベン…「助けてくれ」と言えない
誰もが知っているベートーベン。「運命」この曲を作ってから200年以上前。この間に人々の心に残り続けているのです。ベートーベンは音楽界の歴史を変えた人でもあります。
もう一つ忘れてはいけないのが、28才の頃からほとんど耳が聞こえなくなっていたことです。音が聞こえなければ作曲は困難になりますがピアノの「しんどう」で感じとる仕組みを作り、それで作曲を続けていました。耳が聞こえなくなってから5年間そのことを隠すためになるべく人に会わない生活をしていました。それが彼の失敗でした。
そんな生活をしていると知った人たちが「世間嫌い、人間きらいのベートーベン」とうわさしました。それを知りベートーベンは落ち込みました。
元々怒りっぽい性格だった彼は怒りを自分自身に向けるようになりました。ついには自殺を考えるようになります。そう、ベートーベンの失敗は、人に助けを求められなかったことです。自殺を考えるまでに追い込まれてしまい、「孤独」になってしまいます。
言葉だけ聞くと「孤独」は一見いいようには聞こえないですが、人生には孤独にならないと見つけられないこともあります。夢はなんですか?と問いかけられた時に、すぐ答えられなくていいのです。ほんとうの夢は簡単には見つからないから。それでも自分にやりたいこと、できることを見つけてベートーベンを見習って、思い切って孤独の中に飛び込んでみても悪くない方法です。勇気を出して人からは離れてみて、ひとりになって自分と向き合う。
実はこのようにして見つけた夢の方がかないやすかったりします。

今回は24人の偉人の中から特に印象に残った物を紹介させていただきました。
失敗したらどうしよう。失敗したら恥ずかしい。失敗したら取り返しがつかない。
など、マイナスに考えてしまいがちな「失敗」ですが、この本に描かれている偉人達の成功は、失敗なくして成功得られなかったものばかりです。
考え方や捉え方は様々なので、自分1人の考えだけはなく他人の考えを聞いた時に活かされ方が変わってくるのではないでしょうか?
ぜひ、手に取ってみてください。