人は話し方が9割
- 2020年06月09日
- カテゴリー:本の紹介
今週の本は「人は話し方が9割」という本を紹介していきたいと思います。
この本は永松茂久さんという方が書かれた本で20万部突破している本になります。
皆さんは人と話すのが得意ですか?
人によってはたくさん話せるから得意という人もいれば、緊張してしまいうまく話せない人、中には言葉選びを間違って突拍子のない言葉で話してしまう人もいるかと思います。
この本ではそういった部分を少し変えるだけで仕事やプライベートが好転するような内容が書かれています。
今回は話し方を変えていくためのポイントをいくつか紹介していきたいと思います。
話し方にもいろいろありますが、うまく話すのが苦手な人の場合、急に頭が真っ白になってしまい話す内容がまとまらなかったり、声が小さいなどと言われたりして萎縮してしまい、うまく話せなかったりすることがあります。こうなってしまうと自分はうまく話せない人間だと思い込んでしまい、自分自身を否定してしまう「自己否定感」というものが強くなってしまいます。そうなってしまうとどんどん悪循環になってしまうので、まずは真逆の「自己肯定感」高めましょう。人のなにげないひと言で萎縮してしまうのはもったいないものです。何か話し方で指摘を受けても一人の考えとして受け止め深く悩まずに自分に自信をもって話すことで話し方がとても変わります。「自己肯定感」を高めて自分らしい会話を心がけてみるのも大事です。
さらに人と簡単に話せるようになるにはいくつか話す際にポイントがあります。
まず、はじめに相手を否定しないこと。
人によって考え方は様々です。誰かが話したことに対して、「いやでもそれは、」や「それは違うだろ」といった発言をするとマイナスの空気が流れてしまい、その人本来のパフォーマンスが低下し、会話が続かなくなります。人の考えを否定せず、こういった考えもあるんだと受け入れるのも話すうえでとても重要になります。
次に笑顔でうなずくこと。
ただ真顔で話をするのと、笑顔でうなずきながら話をするのとでは相手の受ける印象はかなり変わってきます。話す内容だけでなく聞く姿勢を少し変えるだけでその人との会話はぐんとよいものになります。
そしてそこにプラストークを入れてみましょう。
前向きな話は人を元気にします。明るい話をすることで相手も心を開き自然と会話が弾むようになります。
ここまではうまく話すうえでのポイントとなるところを紹介しました。
ただどれだけ話し方を変えても人から嫌われてしまっては意味がありません。
なので話し方では、人に嫌われない話し方をするのもとても大切です。
世の中の話し上手な人の特徴として余計なひと言を言いません。
「なぜこの人はこういうことを言うんだろう?」や
「この人、こう言ううことを言うから嫌いなんだよな」と思われてしまったら、それ以上会話が弾むことはありません。
たとえば「私ね、すごく大事にしているワンちゃんがいるの」というのに対し、「俺犬嫌いなんだよね」と余計なひと言を言ってしまうと、もうその人は犬の話題をしなくなってしまいます。たとえ嫌いであったとしても余計なひと言は言わず「ワンちゃん飼ってるんだ、いいね」といったように言い方一つで相手が受ける印象は大きく変わります。
人は気づいてないだけで意外と嫌われる発言をしてしまっているものです。
嫌われやすい話し方をする人の共通点として
・「でも」「だって」「どうせ」といったワードをよく使う人
・つっこんだ人間関係や、下ネタの話をよくする人
・お笑い芸人のまねごとをする人
・話をまとめてしまう人
・相手の話を奪う人
・すぐになれなれしい口をきく人
・負け惜しみを言う人
このような点が無意識のうちに会話の中に出てしまっている人は嫌われやすい会話をしている傾向にあります。
会話がすべてではありませんが会話の一つ一つを少し意識するだけで普段の何気ない会話がとても有意義なものになるかもしれません。
今回紹介した内容はほんの一部です。
まだまだためになる内容や話し方のコツなどが書かれているので、コミュニケーション能力をもっと高めたい!もっといろいろな会話ができるようになりたいという方は是非読んでみてください。