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好かれる人のモノの言い方

梅雨に入り雨に左右される日が多くなりましたね。晴れ間を狙って洗濯や買い物を済ませたいと思うこの頃です。今週は著者西松眞子さんの「好かれる人のモノの言い方」という本を紹介させていただきます。
好かれる人のモノの言い方
第一印象が好印象のピークではいけない。
ビジネスでも恋愛でも、本当の勝負は2回目から。
人から信頼される第二印象のコミュニケーションを伝授!

この文章を読んでわたしは、第一印象で人はだいたいの印象が決まってしまうと思っていたので、どいうことだ?と疑問と同時にこの本に興味をそそられました。

◇第一印象だけではうまくいかない

見た目は大切。でも「見た目」だけの時代は終わり。

「見た目に自信がない」「初対面の人とうまく話せない」とコンプレックスを抱いている人、「最初のあいさつで失敗したな」「あまり印象に残る面会ができなかったな」と感じて、その後相手と距離をおいてしまっている人はいませんか?第一印象は「自分」のことをどう魅せるかが、どうしても重要になります。自己演出が得意な人向きだともいえます。第一印象と第ニ印象の違いは、まずコミュニケーションをとるときに「自分」のことだけを考えるのか「自分と相手」のことも考えるのかの違いかもしれません。初対面で相手の感触がよかった人も、安心してしまわないでください。その後になにができるかなのです。

人と出会ったときには、その人、そして周りの人のこと(後ろや隣にいる人など)を6秒間観察してみるのです。6秒で印象が決まるのと同じ時間を、あなた自身が周囲のことを観察する時間としてとらえてみるのです。これで、相手のことがよくわかります。

「第一印象」は、自分を育てる。

「第二印象」は相手との関係性を育てる。

◇第二印象で人の心をとらえる技術

第二印象はささやかだけどキラリと光る行為に表れます。

まず「相手を立てる」ということを基本として行動してみましょう。面白いことにこの基本が、あなたという人間性を自然と立たせるのです。その場限りではない人間関係を求めるなら、じんわりと効くこの「他者演出」という基本を忘れないでください。

「自分のことは二の次」という発想の転換が大切です。

次にあなたと相手の共通性を2つ見つけてください。一つでは本当に偶然としか考えられませんが、いくつか見つかると、これは必然なんだ、と感じるものです。「おそろい」を「2つ」見つければ、相手との距離はぐっと縮まります。

人は1日平均5人以上の人に会うとされています。別れた後、まったく会ったことさえ忘れてしまう人がいる反面、何年も印象に残っている人もいます。多くの出会いの中で良くも悪くも記憶に残るのは最後の印象。別れ際のあいさつの後にさらに、相手の今日の印象、ねぎらいの言葉をかけると第二印象はさらによくなります。

◇会うほどにまた「会いたくなる」人のコミニュケーション

腕組み厳禁。このしぐさは本来、思考しているときだけでなく、緊張したり、無意識に自己防御しているときにも見られるポーズです。相手との距離感を近づけていきたい人の場合には不利なしぐさです。お近づきになりたい人の前では胸の前の手を離します。信頼できる人は急所(胸)を開いて、手を開いている気がします。このポーズから初めてみるのはどうでしょう?感謝の気持ちを自然に伝えられることは、第二印象力を高めるのも第一歩です。どんなメッセージも感謝の一言を添えることで明るく楽しい印象になります。

この本で紹介してある内容は、「技術」といいながら誰でも、今すぐ実行できること。ピンときたことを1つでもやってみてください!多くの人と出会うと、この人相性悪いなと思うことも多いと思いますが、概ねは相手もあなたと通じ合いたい、仲良くなりたいと思っているはずです。なので、こちらから相手を見限らずに、相手に第二印象のポイントを地道に積み上げていくことで人付き合いが楽になり、印象がよくなると思います。

人との関わりは会話と行動から成り立つと思うので人生で役立つ本の一つではないでしょうか?