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経営戦略見るだけノート

こんにちは!梅雨に入って毎日じめじめした暑さが続いておりますが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
さて今週も、本のご紹介をしてまいりますね!
本日ご紹介しますのはこちら、平野敦士カール教授の「ゼロからわかる!経営戦力見るだけノート」です。
経営戦略見るだけノート

経営戦略とかタイトルだけ見ても難しそう、真面目で文章ばかりな感じのイメージを持たれた方もいらっしゃると思います。本著は、イラストや図解付きで理解しやすく、タイトル通り「見るだけノート」なので初めて読まれる方も、わかりやすいように書かれています。

経営戦略とは何か?会社の理念・戦略・仕組みや分析などをAmazon、セブン&アイ、トヨタなどの有名事業の事例を交えながら、経営戦略の歴史や最新の戦略、実践まで解説しています。

これからの時代は、経営のことは社長だけでなく、社員自身も経営の視点をもつことが重要な時代になってきているのです。そんなのは、社長だけが考えていればいい、自分は社員なのだから関係ない!と思われた方もいらっしゃると思いますが、自分の勤めている会社に突然何が起こるかわかりません。

今回の新型コロナウイルスの影響でよくお分かりいただけたのではないでしょうか?世界の企業が日本の企業や飲食店が、どうなったか実感されたことでしょう。不測の事態に備えるためにも、様々な視点や考えを身につけるいい機会かもしれません。

経営戦略とは経営者や企画担当、コンサルタントだけが学ぶべきものでなく、ご自身で商売をされている方、就活中の学生やサラリーマンの方も含め、すべての人にとって必要だと著者のカール教授は考えられました。

経営戦略って何?どういうこと?と多くの方が疑問に思いますよね?
まず、戦略という意味は「戦争に勝つための総合的かつ長期的な計略」という意味です。
そして、経営戦略とは、「企業が経営理念に基づいて環境変化に対応しつつ、将来目指す姿に至るまでの打ち手」です。これらを踏まえたうえで、戦略とは「競合に簡単にまねされないもので、長期にわたって持続できるもの」です。激変していく世の中で、経営環境において優れた企業とは、あらゆる社員・スタッフが世の中の動きを察知して、来るべき未来を予測して、迅速に経営陣にフィードバックすることで常に進化していくことができるのです。

だからこそ、社員ひとり一人が経営者の視点を持つことが、何よりも重要な時代になってきています。
皆さんも、テレビ番組の特集やニュースなどで、成功している企業の情報を耳にして「あの会社はどういうことをして成功しているのだろうか?」と感じたことはありませんか?
重要なことは、理論や過去の事例を「知識」として理解したうえで、皆さんの会社の「現在、そしてこれからの戦略」について「自分のアタマで考える」戦略思考を身につけることが大事だという事です。

常に「自分がその会社の社長だったらどうするだろうか?」と考えること。
過去の事例は参考にならないという意見もありますが、その時代にどのような環境変化でいかに対応したのか?という事をあれこれと考えあわせることをしながら「今の時代だったらどうするべきか?」という視点で考えることができると、仕事の在り方が変わってくるかと思います。

経営に興味あるなしに関わらず、気軽に読みたいという方には図解付きで読めるので、意外にお勧めです。
このほかにも、カール教授をはじめ、見るだけノートシリーズは各分野に分けてたくさんありますから、ご興味のある方はご覧になってみてください。