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「育ちがいい人」だけがしっていること

今週紹介する本は「育ちがいい人だけが知っていること」という本です。
育ちが良い人だけが知っていること

この本は「マナースクールライビウム」代表の諏内えみさんが書かれた本で、この本でいう「育ち」という部分を学ぶことで人としての「品格」や「印象」をよくすることができる内容が書かれています。

まず、育ちがいい人と聞いてどのような人をイメージしますか?

「しつけの厳しい家で育った人」「マナーが完璧な人」または「お金持ちな人」と考える人もいるかと思います。
育ちのよさといっても色々ありますが、この「育ち」というものは、今からでも身に着けることができます。

立ち振る舞いや話し方、食べ方や暮らし方など、普段では学ぶことのできない行動の仕方やマナーを少し意識することで、相手が受ける印象をよくすることができます。

今回はそういったマナーやちょっとした豆知識などを紹介します。

たとえば、トイレでのマナー。
トイレに寄った際、次の人のためにとトイレットペーパーを三角折にしたことがある方は多いと思います。
実はこれはかえって不衛生で誤った気遣いとなるのです。
トイレットペーパーの三角折は「お掃除が済みました」のサインで掃除をした後に三角折にするのが本来の気遣いになるのです。

次に話し方です。
話し方についてはまず自分の口癖を見つけてみましょう。
何か大事な話をしていたり、相手に伝えたいことがあっても口癖があり、その口癖を連発されると、相手は話の内容よりも口癖のほうに意識がいってしまい伝えたいこともうまく伝わらなくなってしまいます。
まずは、自分がどんな口癖があるか、どのような言葉を使っているかを把握してみましょう。改善することで相手に伝える内容がスムーズに伝わり、相手から受ける印象もとてもよくなります。

最後は席の座る場所についてです。
部屋のどこが上座か下座か知っているだけでも、育ちの良さを感じられるところであり、目上の人からも好印象を受けることができます。
席次は実は洋室と和室で若干座る場所が違うのです。
洋室の席次の場合、出入り口から一番遠い席が上座、近い席が下座になります。
椅子の種類にも違いがあり、上座から「長椅子」→「肘掛け椅子」→「背もたれのある椅子」→「背もたれのない椅子」という順になります。
和室の場合、上座は床の間が目安になります。床の間の前が上座、出入り口から近い席が下座になります。
もし床の間がなかった場合は、部屋に花や壺などが飾られている場所が上座になり、何も部屋になかった場合は洋室同様、出入り口から一番遠い席が上座となります。

このようにちょっとした「育ち」に関する知識を知っておくことで、人から受ける印象というのはぐっとプラスになります。
正直「育ち」というものは知っていても知らなくても生活することができます。
ですが知識として持っていることで今後の自分の人生をよりよくすることができる内容がたくさん詰まっている本です。
興味があればぜひ読んでみてください。