その腰痛放っておくとまずい?腰痛が引き起こす体の不調
- 2024年10月08日
- カテゴリー:症状
肩こりと腰痛、その深い関係
肩こりと腰痛は、現代人が抱えやすい体の悩みとして、多くの人が経験しています。これらの痛みは、一見異なる部位に現れるものですが、実は密接な関係があると考えられています。
なぜ、肩こりと腰痛は同時に起こるのか?
肩こりや腰痛の原因は、姿勢の悪さ、運動不足、ストレスなど、実に様々です。長時間同じ姿勢を続けたり、重いものを持ち上げたりすることで、筋肉が疲労し、血行が悪くなります。これが、筋肉の緊張やこりを引き起こし、痛みへとつながります。特に、現代人特有のデスクワークやスマホの長時間利用は、肩や腰に大きな負担をかけています。
肩こりの場合、首から肩、背中にかけての筋肉がこわばり、だるさや痛みを感じます。症状が進むと、頭痛や顔の痛みへと発展することもあります。一方、腰痛は、筋肉の疲労が蓄積し、トリガーポイントと呼ばれるコリが形成されることで起こります。このトリガーポイントは、まるで筋肉の中にできた小さなコブのようなもので、痛みを発生させます。
肩こりと腰痛が同時に起こる理由
肩こりと腰痛が同時に起こる理由は、体のつながりにあると考えられます。私たちの体は、骨格と筋肉が複雑に組み合わさって一つのシステムを形成しています。ある部分に負担がかかると、その負担を軽減するために、他の部分も連動して働き、結果として別の部位に痛みが出る場合があります。例えば、猫背の姿勢は、肩だけでなく、腰にも負担をかけ、両方の痛みを引き起こす可能性があります。
腰痛が体の冷えを引き起こし、体の痛みを悪化させる!?
腰痛が冷え性の一因となるケースは少なくありません。これは、体の構造や機能的な側面から、いくつかの理由が考えられます。
骨盤の歪みによる血行不良
骨盤が歪むと、骨盤内を通る血管やリンパ管が圧迫されることがあります。これにより、血液やリンパ液の流れが悪くなり、体の末端まで十分な血液が行き渡らなくなり、冷えを感じやすくなります。
筋肉の緊張と血行不良
腰の筋肉が緊張し、こわばると、血管が圧迫されて血行が悪くなります。特に、疲労物質が溜まってできたコリ(トリガーポイント)は、周囲の血管を圧迫し、血行を妨げる原因となります。
腰痛と冷え性は、一見異なる症状に見えますが、体の構造や機能的な側面から深く関連していることが分かります。腰痛を改善することで、冷え性の改善にもつながる可能性があります。
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