背骨と痛み~首の痛み~
- 2019年07月17日
- カテゴリー:痛みの原因と対策
7 ⽉も半分が過ぎようとしていますが
空模様ははっきりせず気温も上がりませんね。
今週は背⾻の歪みからくる「⾸の痛み」です。
私たち⽇常⽣活を送る中で
腰痛の次に多い悩みが⾸肩痛。
1 ⽇中ずっとパソコンに向かって
仕事をしていると、⾸も肩もガチガチに。
腰も痛むし、⼣⽅になると頭痛がする、、、、、
「病気」とまでは⾔えないけれど、
毎⽇何となく不調が続いている。
マッサージに⾏ってもその時は
スッキリするけど、またすぐに体が痛くなる。
どうしようもないつらさを
抱えている⽅は多いのではないでしょうか?
⾸のこりや歪みは意識しにくいため
気づきにくいのです。
しかし、⽇常⽣活での負担は⼤きく影響しています。
「左右の肩の⾼さが違う」
「いつも組む⾜が同じ」
「左右でズボンの⻑さが違う」
など、⾝体のバランスに違和感を
感じることはあると思います。
⾝体のバランスの乱れは
「背⾻の歪み」のサインかもしれません。
知らず知らずに⾏なっている
動作習慣に原因があります。
例えば
猫背になると頭の重⼼が前に傾き、
頭の重さが直接⾸に負担をかけ痛みを招きます。
実際に実験として、姿勢を正しただけで
脳の⾎中にある酸素量が上がる結果もあります。
さらに!!!!
多くの⽅が悩む疲れ⽬やドライアイも
引き起こしやすくなってしまいます。
他にも、
1、 ⾼い枕を使⽤する
⇒⾝体に合わない⾼い枕を使⽤すると、
⾸の付け根から肩甲⾻の辺りの
筋⾁の柔軟性が悪くなり、
⾸に過度の負荷がかかることで
歪みの原因となります。
2、 ⻑時間パソコンを使う
⇒パソコンに向かうと腰が後ろに倒れて
背中が丸まり、⾸が肩の前に出てしまう
姿勢になります。
この姿勢を⻑時間続けると、
背⾻の歪みに影響してくることになります。
また、パソコンに向かうと⾜を組んだり、
頬杖をついたりなど歪みに
つながる動作になりがちです。
これらの動作は習慣づけられて
しまっている場合が多いため、
なかなか修正が難しいものです。
3、 スマートフォンの使いすぎ
⇒パソコン同様にうつむいた姿勢になりがち。
4、 ⻭を⾷いしばる
⇒ストレスを感じると無意識のうちに
⻭を⾷いしばるため、あごの⾻や関節に
負担がかかって⾻格が歪みます。
また、普段こりを感じない⼈も
寒暖差や⾝体の冷えによって
⾃律神経の働きが乱れたり、
⾎⾏が悪くなったりすると
⾸こりになることも。
背⾻の構造と働きとして、、、、、
頚椎(⾸の⾻)は最も⾃在に動く⾻!
回す動作もでき、背⾻で⼀番可動域が広い。
頚椎がゆがんで頭が前にでると、
⾸に負担がかかり頭痛や肩こりの原因にも。
~注意~
よく動く分、急にねじると痛めやすい。
本を⻑時間うつむいて読む姿勢も、
頚椎のカーブ(前弯)がなくなるなどのゆがみを招く。
背⾻の内側には神経の束が⾛っています。
この神経の束を通して
脳は⾝体に対して指令を送ります。
背⾻が歪むと神経を圧迫することになり、
脳の指令の伝達に不具合が⽣じてしまうことで、
不調を招く原因になります。
背⾻の歪みは⾃律神経のバランスの崩れを招き、
不眠や震え、頻尿を引き起こします。
多くの⽅が悩む⽬の疲れやドライアイも
⾃律神経の乱れで⽬の調整機能が
弱って起こることも多いのです。
毎週お伝えしている通り
「歪み」は⾝体にとって
⼩さい不調から⼤きな不調まで、
数えたらたくさん起こしてしまうものです。
関係ないようで関係のある
些細なことが毎⽇私たちの⾝に!!!!!
⽐較的軽度なものであれば
体操やストレッチによって矯正することができます。
少しだけご紹介します!
~肩甲⾻周辺のストレッチ~
両⼿を組み、腕を上へ伸ばします。
肩と⽿が遠く離れるように、
肩の⼒は抜き体側を伸ばします。
最後に〜毎⽇の継続が⼤切〜
背⾻の歪み解消ストレッチは
⼀度やるだけでは効果はありません。
毎⽇継続して⾏うことで、
背⾻の歪み改善・予防に繋がります。
常⽇頃から⾃らの動作習慣に
気をつけておくことも⼤切です。
歪みが⽇常⽣活に⼤きな⽀障をきたす場合は
専⾨医を受診しましょう。
ふなと川接⾻院では
この「歪み」を原因として悩んでいる⽅の
⼿助けをし、寄り添い、
⼀緒に改善していける接⾻院です!
⼀度そのお声をお聞かせください。