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夏と身体の症状~夏バテ~

今回は夏に起こりやすい症状についてです。

今週は「夏バテ」について
紹介していきたいと思います。

夏バテ1
これから本格的に暑くなる日が続くと思うので、
夏バテが起こってしまう
原因”や”予防法””対処法”を知って、
しっかり対策していきましょう。

まずは夏バテを引き起こしてしまう「原因」です。
色々な原因が考えられますが、
特に多いとされているのは
発汗異常」や「睡眠不足」だといわれています。

発汗異常の場合、
梅雨時の高温多湿の環境が続くと
湿度の影響で汗をうまくかけず
発汗がむずかしくなります。
逆に長時間直射日光の下にいると
今度は汗をたくさんかきすぎてしまい、
体に必要な栄養分や水分が
汗と一緒に出て行ってしまい
夏バテになりやすくなります。

睡眠不足が原因の場合、
熱帯夜による睡眠不足が多いです。
ここ数年は夜になっても気温がそこまで下がらずに
熱帯夜が続き寝つきが悪くなったり、
眠りが浅くなったりして
夜中に目が覚めてしまうことによって
睡眠不足になってしまいます。
質のいい睡眠がとれなくなることで
疲れが取れずに結果、
夏バテにつながってしまいます。

さらに夏バテは
自律神経の乱れ」も関係してきます。

夏バテ2

室内で冷房を使っていると、
室内は涼しい、外は高温といった環境になり
暑いと涼しいで繰り返しが続きます。
この急激な温度変化に体がついていけず、
自律神経の乱れに繋がり
夏バテになってしまうのです。

夏バテになってしまうと
様々な「症状」が出てきます。

全身の重だるさや、倦怠感
食欲がなくなる
イライラすることが多くなる
下痢や便秘が続く
頭痛、めまい、立ちくらみが起こりやすい
体が熱っぽかったり、のぼせる感じがする

といった場合は夏バテになってたり、
もしくは夏バテの一歩手前まで
来てしまっている可能性があり注意が必要です。

では、夏バテにならないようにするためには
どうすればいいのでしょうか?

まずは日常生活の過ごし方から変えてみましょう。

室内で冷房を使う方は
室内を冷やしすぎないように気を付けましょう。

室内の温度と外の温度が5℃以上変わってくる
自律神経が乱れやすくなるといわれています。
室内の温度が下がりすぎないように
温度調節はこまめに行いましょう。

温度が一定に保つのが難しい場合は
1枚羽織るものを用意して
体が冷えすぎないようにするのもおすすめです。

睡眠で夏バテを解消する場合、
寝る前の入浴でぬるめのお湯に
しっかりつかりましょう
そうすることで全身の代謝が上がり、
体の循環がよくなり
質のいい睡眠ができるようになります。

もし、夜になかなか寝付けない場合は
氷枕で後頭部を冷やしてあげることで
体温が少し下がり寝つきがさらによくなります。

ただし、氷枕を使う場合、
首元は冷やさないように気を付けましょう。
首を冷やしてしまうとかえって
体が冷えすぎてしまいます。
なので薄いタオルで首元の部分を
冷やさないようにしてあげましょう。

夏バテは食事を変えることでも改善できます。
夏バテ3
夏は暑さのせいで食事が
そうめんや冷やし中華、パン系といった
食べやすい炭水化物に偏りがちになります。
そうすると栄養バランスが崩れてしまい
夏バテを引き起こしやすいです。

なので不足しがちな
たんぱく質ビタミンクエン酸などを
たくさん取るように心がけましょう!

たんぱく質は筋肉を作るのに必要なもので、
基礎代謝を上げてくれます。
豚肉やささみ、枝豆などに多く含まれています。

ビタミンは色々な種類がありますが、
特にビタミンB群とビタミンCをとるのが
夏バテ解消に適しています。

ビタミンB群は
マグロ、カツオ、大豆製品、卵などに
多く含まれています。

さらにビタミンB群の吸収をよくするために
ニンニクやネギなども一緒に食べましょう。

ビタミンCはたんぱく質と一緒に
摂ることで免疫力も高めてくれます。
ブロッコリー、ホウレンソウ、ピーマン、
みかん、いちごといった食品に多く含まれています

クエン酸には疲労回復効果
疲労物質を体の外に排出する効果があります。
梅干しやレモンお酢といった
酸味のある食品に含まれているので
体の疲れを感じた時は積極的にとるようにしましょう

これらのことを意識することで
夏バテを防止できるようになります。

7月は涼しい日が続きましたが、
8月の猛暑に向けて健康でいれる
体作りをしていきましょう!