夏と身体の症状~夏風邪~
- 2019年08月21日
- カテゴリー:痛みの原因と対策
8月も半分が過ぎました。
先祖の魂を迎い入れ、手厚く供養する日がお盆では
一般的には8月13日〜16日までの期間を
言うそうです。
今回は夏かぜについてお話ししていきます。
◆なぜ、夏なぜはおこるのか?
かぜの80〜90%はウィルスの感染が
原因で起こります。
なので、基本的にはかぜの一種なので
治療法にはすごい違いがあるわけではありません。
そのウィルスは200種類以上あるといわれてます。
多くのウィルスは寒くて乾燥した環境を好むため、
冬にかぜやインフルエンザが大流行します。
しかし、なかには暑くて湿度の高い夏の環境を
好むウィルスもいるのです。
代表的なウィルスとしては
エンテロウィルスやアデノウィルスです。
主な症状としては
下痢、腹痛などの胃腸障害を伴うことが多い。
◆夏かぜと夏バテの関係
かぜは健康な人でもかかりますが、
とくに免疫力が低下しているときに感染しやすく
暑さやクーラーのかけすぎによって
疲労や食欲不振、寝不足の状態になると
免疫力も低下し、夏バテになりやすくなります。
通常の夏かぜにかかりやすくなるので
注意が必要です。
エンテロウィルスはのどだけでなく、
腸でも繁殖するため、発熱やのどの痛みに加えて、
下痢や腹痛などの腸症状を訴えるのが特徴です。
夏かぜはお腹にくるといわれるのは
このウィルスに感染したケースです。
アデノウィルスも呼吸器と腸で繁殖しますが、
発熱とのどの痛み、激しい咳が出るのが特徴です。
咽頭結膜炎や咽頭炎を起こすケースもあります。
しかし、上記のウィルスに対して治療法は
特に大きく変わるわけではありません。
又どの種類のウィルスに感染しているかを
調べることも特に行わないことが多いです。
このように夏かぜと夏バテには関係があるので!
夏バテ防止の免疫力を高めましょう!!
夏バテの原因は、
主にビタミンやミネラル・タンパク質などの不足と、
冷房による自律神経の乱れによっておこります。
◆夏バテ防止のポイント
1)火を使った料理を食べる
煮物や味噌汁などの火をじっくり通した
温かい料理を食べるようにしましょう
2)食事の品数を増やす
食欲が低下し、麺類などで済ませがち。
果物やアイスが食事代わりにという人もいます。
ただでさえ暑さで消費されるビタミンが
さらに不足し、疲れがひどくなることも!
野菜をしっかりとって栄
養バランスのよい食事をしましょう
- 3)冷たいジュースや炭酸飲料、ビールに注意
アルコールは利尿作用があって、
水分補給になりません。
また、冷たいものは胃腸の働きを低下させます。 -
4)水分を控えるのはNG
汗をかかないようにと水分を控えてませんか?
そうすると、体は脱水傾向に。
なるべく水分を多めにとりましょう。 -
5)冷房はほどほどに
冷房の温度は高めに設定しましょう。
夜はタイマーかけるように寝ましょう。 -
6)汗をかく
普段汗をかかないと、
いざ暑い場所で汗をかこうというときに
上手に汗をかけず熱中症などを
起こしてしまうことも。
軽い運動やお風呂、サウナなどで
汗をかきましょう。
日が沈んだころに
20〜30分ウォーキングしてもいいでしょう。 -
7)お風呂に入る
シャワーだけでなく、お風呂にしっかり入りましょう。
夏風邪は症状が比較的穏やかです。
そのため油断しやすく、
症状が長引くことが多いです。
これらのウィルスは抵抗力の弱い人が
かかりやすく、毎年のようにかかる
ケースも珍しくありません。
◆免疫力アップに欠かせない栄養
β-グルカン
(しいたけ、まいたけなどのきのこ類)
βカロテン
(にんじん、かぼちゃ、ブロッコリなどの緑黄色野菜)
サポニン
(大豆や高麗人参)
亜鉛
(牡蠣、パルメザンチーズ、煮干し)
フコダイン
(昆布、メカブ、ネバネバした海藻)
乳酸菌
(ヨーグルト、納豆、味噌など発酵食品)
基本はバランスよく栄養をよることが重要ですが、
栄養素を効率的に摂取するために
サプリメントで補うこともいいでしょう
◆注目の栄養素としてプロポリス
聞いたことあるでしょか?
天然の抗菌・抗生物質と言われています。
ミツバチが集めたさまざまな樹木の
新芽、ヤニ、樹液、花粉、ミツバチの唾液と
ミツロウなどからできています。
樹木や植物のの樹脂には、芽を保護したり、
傷んだ幹を修復する作用があり
ミツバチは巣を守るため集めた樹脂を
原料にプロポリスを作り、
巣の入口や巣穴の壁を作っています。
プロポリスは風邪の治りを早くし、
身体のだるさを軽減する作用がある
という実験結果が報告されました。
◆適度な運動を心がける
体温が1度下がると免疫力は30%低下する
と言われています。
そのため、免疫力を高めるためには
体温を上げることも重要です。
適度な運動を行い、
筋肉を鍛えることで、体温が上昇し
免疫力を高めることができます。
☆オススメの運動☆
1)ウォーキング
1番手軽に始められる運動です。
炎天下での激しい運動は脱水症状などを
おこしてしまいがちなので
十分に注意しながらやりましょう
2)ストレッチ
テレビを見ながらやオフィスでの仕事中に
足首回したり簡単にできることから始めましょう
◆身体を冷やさないための就寝の服装について
1)パジャマは八分丈パンツを
首とは頚椎の他手首、足首も含みます。
特に足首を温めると全身がぽかぽかしてきますよね。
しかし、熱帯夜にぽかぽかしたい人はいません。
ほしいのはあくまでも適温、
つまり寒すぎない程よい涼しさです。
八分丈なので足首を温めるすぎることがなく、
また冷えに弱い膝関節をやさしく覆ってくれます。
2)シャツも長めの半袖、七分袖を
キャミソールやタンクトップはどで肩を露出させると、
体温はかなり下がります。
暑くてたまらない方には適していますが、
少し肌寒く感じるようであれば半袖以上、
できれば七分袖くらいの長さがあるといいです。
肩と二の腕を覆うことで
首筋の筋肉が冷えすぎることを抑えてくれるので
エアコンによる肩こりの解消にもなります。
少し太めの袖だと風通しもよいので、
優しい涼しさが吹き込んでくれそうです。
1度ひいてしまうと治りにくく、
悩ましい夏かぜと対策には、
エアコンで身体を冷やしすぎないことが大切。
また、熱中症にも気をつけないといけないので
素材の涼やかさと肌触りは外せない要素です。
冬にかかるかぜとの違いがこんなにありました。
今年の夏は7月が冷夏だったせいで
8月に入って急に体調を崩される方が
多くみられますので、対策を万全にしましょう!!
上記の栄養素でお伝えしたプロポリスは、
ふなと川接骨院でも取り扱っている
サプリメントですのでお気軽にお尋ねください。