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今週の一冊:頭のいい人が話す前に考えていること

今回紹介する本は「頭のいい人が話す前に考えていること」です。

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子供の頃に「ちゃんと考えてから話して」と言われたり、上司に「ちゃんと考えた?」と言われたり、部下に思ったことはないでしょうか。

「ちゃんと考える」の「ちゃんと」とはどんなことか考えたり、教えたことはありますか?

ちゃんと考えてと言われた人は、何も考えていなかったのかというと、そんなことはないと思います。

一説によると人間は1日に1万回ほど思考してると言われています。

 

人間みんな考えています。

 

なのに、差が生まれるのはなせなのかというと、アイデアの質ではないでしょうか。

「ちゃんと考えている人」と「考えていない人」の差は、思考の量ではなく、思考の質です。

なんとなく考えただけでは、いつまで経っても「ちゃんと考えた」ことにはならないからです。

なんとなく考えた事をあるタイミングで「良質な思考」に転化させる必要があります。

そのタイミングが人に話す前です。

話す前に少し注意力を働かせて思考の質を高めることができます。

この本のテーマは知的とコミュニケーションの黄金法則です。

その法則を紹介します。

 

  • ◎とにかく反応するな

怒りや恐怖など強い感情にとらわれると愚かな行動に走りやすいと言われています。

怒っているときはだれでも頭が悪くなるのです。

話す前にちゃんと考えるということは感情に任せて反応するのではなく、冷静になることと言い換えられます。

「口はわざわいの元」であり、話す前に十分に注意すべきです。

何かを言いたくなった時ほど、逆に口を閉じる。

とにかく反応しないことが大事です。

 

 

  • ◎伝わらないのは、話し方ではなく考えが足りないせい

近年、口がうまいだけでは通用しなくなりました。

賢いふりをすればするほど、残念ながらバカに見えてしまいます。

誤魔化せたと思っていても、とくに頭のいい人にはすぐに見破られます。

大事なのは話し方の型にはまるのではなく、「型」はあくまで考えるきっかけととらえる事です。

型に当てはめて、自分の欠点に気付くことができれば、より思考を深めることができます。

そして、相手に伝わらなければ、話し方が悪かったのではなく、考えが浅かったと考えらえます。

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  • ◎知識はだれかのために使って初めて知性となる

大切なのは何かを話したくなった時に、それは相手のためになるかの視点で考える事です。

話す前に本当に相手の為になるのか?と立ち止まることで、知識を披露したいだけ、ただ言いたいだけの自分に気づくことができます。

頭のいい人は自分を客観的にとらえる能力に長けています。

話す前に、相手の立場に立つことで自分を客観視できるのです。

話す前にちゃんと考えるということは、自分の知識の披露ではなく、これから話すことはほんとに相手のためになるのか?という視点をもつことです。

 

今回は7つのうち3つを紹介しました。

考えていない人間はいません。

必要なのは話す前に立ち止まる勇気です。

興味のある方は読んでみて下さい。